重松清氏の『小学五年生』です。
この本の帯には『人生で大事なものは、みんな、この季節にあった。』と、惹句が書かれてありますが、それは言い過ぎだろう・・・と。
ま、まぁ、多少そういう面もあるけどさ、「みんな」ってこたぁないだろう。
で、も一つ隅っこに『十歳もしくは十一歳。意外とおとなで、やっぱり子ども。』これは、納得。
まぁ、そんなこんなの小学五年生の少年たちの成長や日常を描いた全17編の物語。必ずや、どこかに「あ~っ、これこれ、オレもこんなんだったわ~」とか「うんうん、この気持ち、分かる分かる」という箇所が見出せて、ちょっぴり照れ臭くなったり、苦笑いしちゃったり、ときに、鼻の奥がツンとなってしまう、価値ある一冊で、あります。
この本の帯には『人生で大事なものは、みんな、この季節にあった。』と、惹句が書かれてありますが、それは言い過ぎだろう・・・と。
ま、まぁ、多少そういう面もあるけどさ、「みんな」ってこたぁないだろう。
で、も一つ隅っこに『十歳もしくは十一歳。意外とおとなで、やっぱり子ども。』これは、納得。
まぁ、そんなこんなの小学五年生の少年たちの成長や日常を描いた全17編の物語。必ずや、どこかに「あ~っ、これこれ、オレもこんなんだったわ~」とか「うんうん、この気持ち、分かる分かる」という箇所が見出せて、ちょっぴり照れ臭くなったり、苦笑いしちゃったり、ときに、鼻の奥がツンとなってしまう、価値ある一冊で、あります。
意外とおとなで、やっぱり子ども。、名コピーでしたね。
17編、いろんなお話で飽きずに楽しめました。
こういう掌編ものはサクサク読めて、そんで止まらなくなっちゃいます。