雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

女たちは二度遊ぶ/吉田 修一

2008-06-18 | 小説
 昔の女を思い出す、十一の短編集。

 
 昔付き合ってた女のことは、確かに、たまに思い出す。それは、ほんの些細なことで、付き合ってた頃流行ってた曲を耳にしたときとか、買い物してて彼女の好きだった食材を見つけたときとか、思い出の場所の近くを通り過ぎたときとか・・・ただ、それだけであって、特に今どうしてるんだろう?とか、ずいぶん変わっちゃってるんだろうなぁ、くらいは思うけど、もう一度会いたい、とか、あの日に戻りたい、とかは、全然ない。
 はっきり言って、昔の女なんかにはなるべく会いたくはない、と思う。べつに、酷い別れ方をしたとかは関係なく、笑顔で別れた相手とか、「これからも友だちでね」とかアホなことをぬかした娘とかも、とにかく、もう別れて思い出にしてしまった女には、会わないほうがいい。

 何故って?


 それは、うちのカミさんが、一度別れたことがある女だからだ。。。(ここ、笑うとこな)
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2 コメント

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リアルですな… (プル)
2008-06-19 23:19:41
ちょっと貴重な意見でしたわ…
『昔の女には会わない方がいい』って部分が…(-.-;)

…何故って?

今、彼氏が元カノと連絡を取ってるからですよ…(-_-;)
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たしかに。 ()
2008-06-19 23:45:38
コレ書き終えたあと、プルさんの現状を思い出したんだよねー。

ひどい男だよねーNくん。ってか、たぶん彼にしてみりゃ「なんにもやましい気持ちはないのに、なにがいけないの?」って感じなんでしょうけど、もしも自分が逆の立場になったとき、ってのを想像してみるべきだと思うな。

まぁ、もうちょっと懲らしめといたほうがいいと思うよ、男ってホント、馬鹿だから。。。
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