昭和2年に海軍夜間演習中に起こった艦艇の多重衝突事故について、他の艦との衝突により一瞬にして沈没し100名以上の犠牲者を出した駆逐艦「蕨」の五十嵐船長のご子息が書かれたものです。自分はドキュメンタリーものが好きなので、Kindle で一気に読んでしまいました。
事件の顛末もさることながら、駆逐艦というもののすごさというか、秘められたパワーを初めて知りました。ちなみに自分の祖父は駆逐艦乗りでしたが、戦争については全く語らない人でした。
美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件 (角川ソフィア文庫) | |
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