ダイヤモンドの 144/430/1200MHz GPアンテナの144MHzのSWRのボトムがいつからか 130MHz くらいにあり、145MHz での SWR=2.5 の状態になっていました。
本日、屋上からGPを取り外して腑分けをしてみました。
1.グラスファイバー内のエレメントは六角レンチで簡単に取り外せます。
2.下記の写真のような感じですっぽり抜けます。
3.すぐ目についたのがこのコンデンサ基板の「焦げ」スパークしたようです。(めったに送信しないのに・・・?)
4.どこまで炭化しているか、ドライバで「焦げ」をこそげ落としました。
5.焦げを落としたらかなり同調点が動きました。
更にSWRを見ながらベースコイルも調整。中心周波数を145MHzに。(室内で)
6.SWRをここまで追い込みました。(あくまでも室内)
7.屋上に上げたらマストの影響か、また同調点が下に。
とはいえ、まあ、145MHz で SWR 1.5以内、バンド内 2.0以内なので妥協しました。
X-5000は常に2本は屋上に上げていて、約10年ごとに更新しています。これは3代目なので今までに6本使ってきたことになりますが、今回のようなことは初でした。たいていは、グラスファイバーがいたんで水が入って故障となります。特に、当北海道では冬の過酷な吹雪に痛めつけられます。それでも10年は優に持ちますので本当にいいアンテナです。
ダイヤモンド X5000 144/430/1200MHz帯高利得3バンドグランドプレーンアンテナ X-5000 | |
第一電波工業株式会社 | |
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