VP8SGI 2日目を迎えました。
今日午前は昨日とはうってかわって【さっぱり入感しないポケット・タイム】でした。
そして午後は【10MHz大大サービス】って感じでした。
写真は、本日16時台（JST）に当地で聞いた各バンドの信号です。
場所や設備、ビーム方向などなどによって、かなり差が出る・・・これが今回、南極裏側（向こう側）からの電波伝搬の状況です。
今回の目標は、1-QSO + RTTY においているので、10MHz/CW のパイルがかなり収まってきたところで、コールしました。たぶん大丈夫と思いますが・・・・リグの【REC】ボタンをタッチすれば、タイムマシン的に、その前15秒を録音してくれるのですが、いつも、ログを書いてから気づきます。hi
さて、明日はどうでしょうか。それにしてもパイルを聞いていると、全世界からの電波が勢いよく飛び込んできます。普段、シーンとしているHF帯はいったい何なのかって・・・考えさせられてしまいます。あまりにも、【CQ出さずにひたすらワッチ】という習慣に飼いならされてしまったのかな・・・・？？
朝 VP8SGI の入感状況がいまいちだったおかげで、本日は野暮用を多数こなして、シャックインしました。途中、スマホで RTTY の QRV が無いことを確認しつつ・・・
そんな感じで、今日の一番のお目当ては、とにかく、
南極周りがめっぽう詳しい地図帳
札幌で一二を争う大型店で見比べて買いました。（グローバル・マップル・世界地図帳）
今までの地図帳は、北極＋南極で1ページでしたが（写真右）、今回のは「北極1ページ」「南極1ページ」です。ハード（VK0H）も控えているし。地図をみてあれやこれやするのがなかなか楽しいです。
朝 0630-0900 7-10-14 各バンド強力に入感です。
強力すぎて、世界大戦になってしまっています。
JA から打ち込むのは至難の業。
10MHz RTTY・・・・・ヨーロッパは呼ぶわ、南米は持ってくわ、北米は刺さり込んでくるわ、オンフレでCQは出るわ、半鐘は鳴るわ、猫は走るわ、ペンギンは群がるわ、と大変なパイルであります。
オープン戦をどーしてくれよーか。
柳生博さんに頼むなどの作戦が必要です。
例によってはビームは 330度方向。 北海道はこれがいいようです。
う～ん、まだ 10MHz RTTY S7つくらいできています。
昨夜は2130過ぎに帰宅、VP8SGI - South Georgia のレポートがちらほら上がっているものの、本物かどうか判然としない感じでした。2230頃、ヨーロッパより 【real starting】とのレポートが 18130 にあり、その後、レポートがガンガン上がっているので、このあたりからが本物だったのかと推察されます。
さてさて、夜は入感厳しいだろうと思い、そそくさと寝て朝5時に起床、7023を聞きに行くと、かすかに信号が入ってきています。5時15分頃からまともに聞こえだし、現在、6時ではもうすっかり 【一人前の信号】 になっています。NEW だったらブログ書いている場合でもないんでしょうが・・・ もうもう各局、朝から大元気で呼ばれていますね！ VP8STI のときよりかなり 【いい】 感じです。
とにもかくにも 各局 GL!! がんばりましょう!!
VP8STI の帰り道の「寄るぺディ」 VP8SGI - South Gerogia への航海が順調にいき、早ければ、日本時間の今夜～明日朝あたりから運用開始との報が流れています。
場所は、フォークランドとサウスサンドイッチの中間あたり（かなり適当）、日本との時差は約12時間（これもかなり適当）、野良ペンギンがうようよいる（おそらく、見てきたわけじゃないけど）、寒い（たぶん）、サウス・サンドイッチより人里に近い（想像）、電波伝搬はやっぱ厳しい（泣）、世界ランク第8位（クラブログ）、といったところでしょうか。
当局の Wanted は、
RTTY
と、80mから下、12mから上です。 てなわけで、今夜あたりからワッチ体制です。
今年に入ってから、160m - 1.8MHz 用の短縮スローパー・・・というか、短縮ロングワイヤー（？）がトラブっており（どーやらコイルがこわけたようです） 3.5MHzでは SWR ほぼ1.0が、1.8MHz で SWR=5～10って感じです。真冬のさなか、ちまちま外で調整するわけにもいかないので、ところかまわずベント（折り曲げ）して、ほんまものの「フルサイズ・ロング・ワイヤー」にしてやろうかと思っています。
心配な点は、それでなくても160mはノイズが多いので、フルサイズなんかにしたら、送信はよくなっても、ノイズで受信がダメダメになるかもというところです。まー、やってみなけりゃわからないので、やってみます。ただし、週末天候が許せばという条件付きです。というわけで、とりあえず、卵碍子を5個入手しました。1個400円くらいでした。楽天で検索すると出てきます。本物の瀬戸物だそうです。
VP8STI が撤収し、帰りに寄る VP8SGI - サウス・ジョージアからの運用があるかどうか、気にかかるところです。とはいえ、K5P も終わり、ひとまず小休止がとれますね。次の大物 VK0H、FT/J が控えていますが、一度気分転換しておかなければ。
160m のアンテナのコイルが今年に入ってどうにかなっちゃたみたいで、100Wでもチューニングが取れず、他のバンドのDPに 50W で無理やりチューニングをとってよく聞こえていた K5P - 160m を追っかけていましたが、さすがに QSO できませんでした。タイミングと天候があえば、屋上に上って状況だけでも見てきたいと思っています。しかし、雪が少ないと思っていたら、いつの間にか札幌も写真の通りの雪景色。160mは来シーズンまでお預けになりそうな感じです。
（画像は南極物語より）
VP8STI チームは、日本時間、25日午前6時20分に船（ブレーブハート号）の船長の発した緊急事態宣言により、機材等を島に残したまま船に避難したとのこと。ということは、この後、サウス・ジョージア島でのQRVで必要となる機材もサウス・サンドイッチに残ったままと考えられます。南極物語にまた新たな１ページが・・・サウス・サンドイッチ島には無線機だのアンテナだのが残ったままとのことです。気のきいたペンギンあたりがもしかしたら100万分の1くらいの確率で、電源スイッチをくちばしで押して、ひれ（？）で電鍵を－・－・って叩く・・・・なーんてことがあるとは思えませんが、何とか数日間、機材を取りに帰れるまで凍りつかずに使える状態で残っていてほしいものです。
そういえば昔、どこぞのペディションで引きあげ中にログを海に落としてしまったという悲惨な「タイタニック事件」があったと聞いたことがあります。命だけは落とさず無事帰還してください。
http://dxnews.com/vp8sti-south-sandwich/
最新のニュース(（日本時間、26日朝4時現在）によると、VP8STI TEAM は夜通しテントの修理にあたり、「今夜」にかけて、160m、40mでの運用を行うとのことです。この「今夜」っていうのがいつなのか、時差がをどう考えれよいのかよくわかっていないんですが、日本時間では今日いっぱいという感じでしょうか。今朝、クラスタをみると、10-18-24 WARC BAND でレポートがアップされています。最後の最後、10MHz - RTTY という可能性がゼロではないので、一応チェックです。また、これで、サウス・ジョージア行きができそうな気配となってきましたのもうれしいです。
追記 0818JST
その後のニュースで、緊急事態が宣言され、機材などを残して船に避難する動きとなっているとのこと。サウス・ジョージアは再び厳しい情勢となってきました。メンバーの無事を祈ります。
DXCCメンバーの3つの段階の2つめがオナーロールです。
デジタルのオナーロールまであと2つ、今回の VP8 シリーズで一気にと思っていましたが、VP8STI の RTTY は残念ながら QSO できませんでした。そこで、あらためて自分が RTTY で QSOしていないエンティティーを ClubLog の Digita Wanted List と照合して作戦をたててみました。
上記の表がデジタル・モードの WANTED 1位～60位です。近々運用予定またはその噂があるところを黄色で網掛しています。VP8/G は微妙な情勢となっていますが、BS7H、FT/J あたりで華麗にフィニッシュしたいと思っています。
逃がした魚は大きい・・・ってあらためて思います。ラッキーパンチの一つが欲しいところです。
ちなみに、JA の Digital Honor Roll メンバーは現在28局ですが、今回の VP8STI でどうなるか注目です。
