Stray Cats

久しぶりに昔のバンド仲間のバーで飲んでいたら




数年ぶりに
一時期楽曲制作を一緒にしていた仲間と会いました




彼はブルーハーツのローディーをずっとやっていまして
もう20年近く前になりますが、ミスチルのプロデューサーの某なんとかのプロデュースでメジャーデビューの予定でしたが
大人の事情で干されまして




以来、ずっと孤高のミュージシャンをやっています
一時期はアホ呼ばわりされていましたし、僕が制作を手伝っていたのも十年前位で
こいつは本物のバカだなと思っていましたけど


お互いにバカだと思ってるので悪しからず


この歳までやり続けると、もはやレジェンドの域に達するんだと思いましたね



自分でも言ってましたけど、それがアイデンティティーであり
それを取ったらもはや生きていけないくらいなんだと思います



ネジが一本ぶっ飛んだまま生きていくんだという覚悟というか
そのままいくんだろうなと




そんな生き字引みたいなバンドマンはもう一人いるんです
歌舞伎町では有名どころか
有名ロックミュージシャンの中でも知らないロッカーはいないんですが
音楽取ったらただのチンピラどころかホームレスです



それでも、この人達と一緒にいると本当の自分に戻れる気がするんですよね




ベロンベロンに酔っぱらいながら
四ッ谷の音楽スタジオ入ろうって話になり
久々にジャムろうなんて盛り上がって




僕は終電スルーしたんですが



彼は嘔吐しながら消えていきました 笑




大人の事情は僕も最近聞いたんですが、多分、僕も同じ境遇でしたら干されていたと思います



それが若さなのか世間知らずなのか何なのかわかりませんが


今なら全然ウェルカムだよねって二人で笑い合っていましたけど




やっぱりさ
ロックじゃないじゃんと言う彼の言葉が
心に響いてるんですよね


芸能界にはやっぱりそういうのが必要なのかなぁ


ビジネスでも往々にして絡むんでしょうが
僕もやっぱり貧乏選びそう 笑