小雨。
堤防の裾を湧き水が流れている。水が存分に使えるので、気になっていた錆びさびの出刃と菜切包丁を研ぐことにする。砥石の目が細かくて刃こぼれがなかなか取れない。雨粒が大きくなって、研ぎ屋は早々に店仕舞い。
堤防の向こうでは、町内会らしき家族連れが潮干狩りをしている。
「何が採れますか」 「あさりとかミナとか」
「ミナって?」 「こんな、うーん」
「巻貝?」 「そう」と、子連れのお母さん。
ニナ貝かな
昼前、ついに3匹のジジイは浜に降り立った。収穫は夜に持ち越す。
午後、港から都農神社・都農ワイナリーへ往復10km余りをジョギングした。
山上のワイナリーで同年輩の人がパラグライダーを練習していた。山を伐開してパラグライダーの基地を作った40代の頃を懐かしむ。
帰り道、無人販売所に1パック100円のイチゴがあった。500円玉しかなく5パック買った。
猫も夕涼み