水替えの後、最期の1匹になったデバスズメの様子がおかしかった。
半時間後に呼吸が止まった。ギンガハゼの隣に埋めた。
水質が悪いのなら珊瑚やイソギンチャクが先にやられるだろうから、水替え作業中のストレスだろうか。こう次々に死んでいくと、水槽の中でもコロナ的なものが拡散しているのかと心配になる。そして誰も出てこない。
緊急事態宣言がやっと出た。
船で感染症が発生したときに、物資と医療の補助はするものの着岸も上陸乗船もさせずひたすら終息を待ち、最期に生存者を引き上げ、死者は船もろとも焼却したという話を聞いた事がある。嘘か真か分からないが一理ある。
過去、偉い人が日本列島を「不沈空母」と言ったことがあった。いままさに「不沈クルーズ船」と言うべきか。
そして誰もいな・・・・・。