昨日は早起きして母の整形医院の順番を取ったのに、電柱工事で車が出せずキャンセルしてしまった。
今日また６時起きで順番を取って１０時に行くと、何故か医師が不機嫌だった。ちゃんと電話も入れたのだが、キャンセルしたことで何か不都合が生じたようだった。
そんなことで、昨日は午前中の空き時間に、珍しく古文書の教材を開いた。今日はその続きをやり始めたが、結局分からない所は分からない。くずし字辞典を持っているが、くずし字から正字を探し出すことは至難だ。分かったときは気分良いが、１００％読めることはまず無いので、今でもストレスが胃から扁桃腺まで詰まっている。
母が珍しく小豆バーを一箱買ってきた。私も嫌いではないが滅多に食べない。
末期の病床にあった父が１３歳の私にアイスクリームを買ってきてくれと言った。当時の田舎では２月にアイスクリームを売っている店はまず無かったが、どういう訳か病院の前の「なんでも屋」には置いてあった。
「何がいるん」と聞くと「父ちゃんの好きなやつじゃ」と答えた。「分からん」と私が言ったときの悲しそうな父を、小豆バーは思い出させる。