ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

「コーヒー哲学序説」

2020年07月06日 19時38分05秒 | 日記

 雨で走れないので久しぶりにプールへ行こうかと準備しかけたが、何のことはない、月曜は休館日だった。

 ギターの練習を始めたが、爪を短くしすぎて嫌な音が出るので集中できない。いつまでたっても「いい加減」がつかめない。

 午後、床屋に行った。順番を待つ間に寺田寅彦の「コーヒー哲学序説」を読んだ。昭和一桁時代は、コーヒーに貴族趣味的な香りがまだあったのだろう。
 「宗教は往々人を酩酊させ官能と理性を麻痺させる点で酒に似ている。そうして、コーヒーの効果は官能を鋭敏にし 洞察と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ているとも考えられる。」
 哲学に酩酊する人もいるような気がしないでもない。

 きのう合奏練習の帰りに、途中の喫茶店で豆を買った。人気店だが総じて深煎りなのは自分の趣味に合わない。マンデリンが2種類有ったが果たしてどちらも深煎りだったので、中煎りのグァテマラを買った。

 焦げ臭いのは御免。