マンドリンのように

　合奏と四重奏の練習でクタクタになった。
　トレモロは一番の苦手だ。人差し指をピックにしてマンドリンのように弾く。クラシックギターは音量が小さいうえに、管楽器や擦弦楽器と違って減衰するので長い音は伴奏に消されてしまう。そこで楽譜に指定されていない音もトレモロで弾くことになる。
　合奏も四重奏もトレモロがぐんと増えた。寒いこともあって今日の練習では肩も腰も背中もバリバリに凝った。
　弾くのはもう満腹なので今夜はトレモロに合う運指を考える。