集めて積み上げた枯草を、また広げた。なにやってんだか!
コスモスの固い茎、太いものは2センチくらいあるのを刈り込みばさみで短くした。少しずつ埋めていこう。当てにならない明日の自分に委ねる。
道の駅に愛宕柿があった。1個50円。毎年吊るさずにはいられない。
皮を剥いていると、隣のT氏が訪ねて来た。6年前に亡くなるまで御母堂が住んでいたが、今は空き家になっている。「ほったらかしで、迷惑をかけて申し訳ない」と菓子折りを頂いた。本題は、家土地を処分したい、良い情報があれば教えて欲しいと言うことだった。
24個吊るした。
喪中はがきを送っていた県外に住む同級生から電話が来た。期せずして、話題はこちらにある家土地になった。
T氏も同級生も負の遺産を持て余している。いずこも同じ。他人ごとではない、我が家も子供らには負の遺産になるだろう。