ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

淡水レンズ

2022年09月09日 19時24分29秒 | 日記

 秋の空気で涼しくなり、さらに曇っているので熱中症の心配もなく屋外作業できるが、スカッと晴れていないとやる気が出ない。出ないところを気合で出して、裏の畑の隅に穴を四つ掘り、撤去した門柱ガラを埋めた。

 1メートルも掘らずして水が滲み出てきた。この辺りは海抜0メートルである。しかし、塩水ではない。昔はあちこちの田んぼの畔に打ち抜き井戸があって、幼稚園の帰り道に飲んだりした。家の井戸は飲料用ではなかったが飲めた。孤島でも見られる "淡水レンズ" である。
 試しに泥水を濾して塩の有無を確かめた。

 飲みはしない、含んだだけ、淡水だった。災害の緊急時には、ちゃんと濾過すれば使えそうだと思ったが、ここいらで災害といえば地震、地震で液状化が起これば淡水レンズは壊れるだろう。さらに津波が来ればレンズどころではない。
 20Lのポリタンク6本に雑用水を保管している。飲料用は2Lペットボトルが8本ある。食料が無い。せっかく備蓄しても津波に持っていかれそうで、なかなか進まない。



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