今日は午後から第19回石手寺平和祈願連句大会がありました。
石手寺の門を過ぎると直ぐの所に先日から皆さんで作られた作品が展示されていました。
その後奥?にある「安養閣」にて、半歌仙を実際に作る修行をしてきました。参加の皆さんは超ベテランでいつもの事ながらウロウロキョロキョロしている間に完成しました。
完成した半歌仙は、住職さんに紹介され般若心経を合唱して終わりました。
寺の入り口に掲載頂けるとの事。
参加者が少なく寂しい実作会の様子。
第19回 石手寺平和祈願 連句大会
歌仙 「 風鐸の 」の巻 愛媛県連句連盟
風鐸の韻(ひび)きかすかに秋の風 大西素之
犬に曳かるる満月の道 大月西女
青蜜柑右と左のポケットに 名本敦子
茶柱の立つ父の一服 原田義徳
社章付け自転車の群行き過ぎて 二神重則
アイスクリンがよく売れる店 上甲彰
夏祭今年の中止うらめしく 富樫美雪
づきづき痛む胸の古傷 杉山豚望
またしても出来レースなる総裁選 岡田伊勢子
人の好みは千差万別 向井由利子
破鍋に綴蓋夫婦円満に 川嶋七重
炬燵の猫が焼餅を焼く 荻山玲幸
月凍てて赤提灯をはしご酒 平井繁樹
音のはづるる小唄都々逸 上市靖子
竹垣の破(や)れより覗く怪の目 藪真智子
顔文字入れてスマホ送信 寺岡美千穂
猪牙舟(ちょき)で行く花の枝垂るる隅田川 向井公子
燕来る家代々に栄えて 小原ちあき
他所の子も内の子もゐるしやぼん玉 杉前いと子
雲見上げれば夢のふくらむ 窪田七湖
蕉翁の跡をたどれば肉刺(まめ)つぶれ 中田くに子
三日坊主の癖は直らず 立花千代満
書初の「禁酒」墨痕あざやかに 高木幸恵
女礼者はきつと玄人 升田佐栄子
目交ぜして難なく男モノにする 山岡良春
大臣付きのキャリアウーマン 菅本達雄
籠の口開いて逃げたる錦華鳥 菅本つね
夕影させる高き陵(みささぎ) 浜屋真
月今宵池畔の風に誘はれて 村上不映
ベンチに座せば匂ふ木犀 松井洋子
チンチンと伴奏刻む鉦叩 山本あとり
GPSの作動せぬ山 村上惠子
恐竜の化石が出たといふ噂 増田優子
千里を駆けるコロナウィルス 松田益子
列島に沿うて連なる花の雲 二宮一知
世界の平和祈る陽春 山本栄里
石手寺の門を過ぎると直ぐの所に先日から皆さんで作られた作品が展示されていました。
その後奥?にある「安養閣」にて、半歌仙を実際に作る修行をしてきました。参加の皆さんは超ベテランでいつもの事ながらウロウロキョロキョロしている間に完成しました。
完成した半歌仙は、住職さんに紹介され般若心経を合唱して終わりました。
寺の入り口に掲載頂けるとの事。
参加者が少なく寂しい実作会の様子。
第19回 石手寺平和祈願 連句大会
歌仙 「 風鐸の 」の巻 愛媛県連句連盟
風鐸の韻(ひび)きかすかに秋の風 大西素之
犬に曳かるる満月の道 大月西女
青蜜柑右と左のポケットに 名本敦子
茶柱の立つ父の一服 原田義徳
社章付け自転車の群行き過ぎて 二神重則
アイスクリンがよく売れる店 上甲彰
夏祭今年の中止うらめしく 富樫美雪
づきづき痛む胸の古傷 杉山豚望
またしても出来レースなる総裁選 岡田伊勢子
人の好みは千差万別 向井由利子
破鍋に綴蓋夫婦円満に 川嶋七重
炬燵の猫が焼餅を焼く 荻山玲幸
月凍てて赤提灯をはしご酒 平井繁樹
音のはづるる小唄都々逸 上市靖子
竹垣の破(や)れより覗く怪の目 藪真智子
顔文字入れてスマホ送信 寺岡美千穂
猪牙舟(ちょき)で行く花の枝垂るる隅田川 向井公子
燕来る家代々に栄えて 小原ちあき
他所の子も内の子もゐるしやぼん玉 杉前いと子
雲見上げれば夢のふくらむ 窪田七湖
蕉翁の跡をたどれば肉刺(まめ)つぶれ 中田くに子
三日坊主の癖は直らず 立花千代満
書初の「禁酒」墨痕あざやかに 高木幸恵
女礼者はきつと玄人 升田佐栄子
目交ぜして難なく男モノにする 山岡良春
大臣付きのキャリアウーマン 菅本達雄
籠の口開いて逃げたる錦華鳥 菅本つね
夕影させる高き陵(みささぎ) 浜屋真
月今宵池畔の風に誘はれて 村上不映
ベンチに座せば匂ふ木犀 松井洋子
チンチンと伴奏刻む鉦叩 山本あとり
GPSの作動せぬ山 村上惠子
恐竜の化石が出たといふ噂 増田優子
千里を駆けるコロナウィルス 松田益子
列島に沿うて連なる花の雲 二宮一知
世界の平和祈る陽春 山本栄里
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