新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 ゾウムシなどいろいろ

2020-06-06 21:09:32 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第214弾


ブログに出すのが遅れてしまったので、まとめて出しておきます。5月19日にマンションの廊下で見つけた虫たちです。







たぶん、ゾウムシのLarinus属だと思います。「原色日本甲虫図鑑IV」にはゴボウゾウムシ、オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシの3種が載っていて、検索表も載っています。ゴボウゾウムシの吻は前腿節先端部の太さと同幅程度なので、上の3枚目の写真を見ると明らかに違います。また、前胸背板が強く点刻され、点刻が互いに融合してしわ状というところから、オオゴボウゾウムシではないかと思っています。



これはナニセノメイガ



これはクロオオアリの♂。



それからマルガタゴミムシの仲間。





これはヒメクチキムシダマシ。この日は2匹いました。



このヒメシャクはだいぶ迷いました。外横線がはっきりしているので、ウスキヒメシャクだと思ったのですが、外横線が意外に直線的です。また、外縁に沿った黒点も見られません。それで、オオウスモンキヒメシャクの方かなと思ったのですが、よくは分かりません。





これはコアオハナムグリ。この2枚は別個体です。



これはアカマダラカゲロウ♂。



それから、ツヤアオカメムシ



コメツキは何だか分かりません。





これはアシナガオニゾウムシ



それとヒメナガカメムシ





このカスミカメは少し迷いました。「日本原色カメムシ図鑑第2巻」の図版を見て、クヌギトビカスミカメ♀だと思いました。



最後はまた、チャタテ科のTrichadenotecnum属です。写真がちょっとはっきりしないので、翅の模様比較はやりませんでした。