新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 甲虫、蛾など

2020-06-07 20:52:24 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第215


5月27日にマンションの廊下をちょっと歩き、その後、植物の撮影に外の散策もしました。そのうち、虫の部分を出すことにします。



最初は廊下で見つけた虫です。これはアシナガオニゾウムシ



また、ヒメシャクです。ヒメシャクは苦手でなかなか名前が分かりません。今回は前翅の外横線はそれほどはっきりしていませんが、前翅外縁とほぼ平行に走っています。これで、ウスキヒメシャクは除外できそうです。だとすれば、これはオオウスモンキヒメシャクかなと思うのですが、前回と異なり外縁に沿った点がやけに明確です。でも、やはりオオウスモンキヒメシャクかなぁ。



これはフジナガハムシダマシ



ここからマンションから外に出ました。まずはマンションの花壇で見つけたヒメマルカツオブシムシ



こちらはマンションの倉庫の壁についていた羽蟻で、たぶん、クロオオアリの♂有翅アリではと思います。





そして、公園に行く途中で見つけました。ヒメスイバについていた幼虫で、ヒメシロモンドクガの幼虫。



これは公園で見つけたウスチャコガネ。(追記2020/06/12:Meganeuraさんから、「コガネムシは、セマダラコガネではないでしょうか?」というコメントを頂きました。「日本産コガネムシ上科標準図鑑」で見てみたのですが、これは♂で、模様からも確かにセマダラコガネのようです。検索表ではウスチャコガネは前胸背板は毛で覆われ、後半が狭くなり、上翅前部の幅より顕著に狭くなるとのことでした。ご指摘、どうも有難うございました



それからたぶん、ゴホントゲザトウムシ





最後は、植物を写していたら見つけました。やたら、あちこちに泡がついています。アワフキムシなのかなぁ。泡の大きさが少し大きい気がするのですが・・・。

追記2020/06/08:蛾の写真を一つ出すのを忘れていました。



これはヤガ科クルマアツバ亜科のウスキミスジアツバだと思います。記録を見ると、4年前の5月末に見ていました