新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

箕面公園を歩く

2020-06-24 21:34:36 | 里山散策
最近、運動不足気味なので、6月17日に久々に箕面公園を歩いてみました。歩くことが目的だったのですが、一応、コンデジと一眼レフを持っていきました。でも、歩くのに夢中でほとんど撮影はできませんでした。





車を市営駐車場に入れ、そこから箕面の滝に向かって歩きました。途中、橋の上から川を見ていたら、カジカガエルの声が聴こえたので、探していたら、カエルが見つかりました。上の写真では口の下を膨らませているので鳴いているところです。声はそんなによくはなかったので、ひょっとしたらカジカガエルではないかもと思ったのですが、一応、撮影しました。家に戻ってから調べてみると、やはりカジカガエルだったようです。



同じく川の中を探しているとミヤマカワトンボが見つかりました。



龍安寺に着くと、望海丘に上る階段が見えたので登ってみました。階段380段だと書いてあったので、大したことはないなと思ったのですが、意外にきつい道でした。途中、ハチの写真を撮ったのですが、慌てて撮ったので、うまく撮れていませんでした。ハバチの仲間かな。





望海丘展望台から見た景色です。遠くに見えるのは和歌山と友ヶ島あたりだと思います。



望海丘展望台から降りて滝道に戻ってきました。途中、一昨年の台風で倒れた木が折り重なって倒れているところが見えました。かなりの被害ですね。





ユキノシタはいっぱい咲いていました。



カワトンボの仲間です。以前ならニシカワトンボと呼んでいたのですが、最近はよく分からなくなりました。





ムラサキカタバミを撮ったのですが、暗かったので、だいぶブレてしまいました。





こちらはノハカタカラクサという外来のツユクサ科の植物です。「日本帰化植物写真図鑑」によると南米原産とのことです。



雨続きだったので、箕面の滝は意外に水量は豊富でした。







帰りは地獄谷コースを取りました。途中で見つけた植物です。これはハエドクソウです。ネットを見ると、ナガバという品種があるようです。花の形が違うとのことで、今回の写真と比較すると、これはナガバハエドクソウのようです。



これはオオシオカラトンボ



それからスジグロシロチョウ



道はこんな感じです。結構、きれいでしょう。



途中でニホントカゲが顔を出しました。



再び、滝道に戻ってきて川を覗いてみたら、魚がいっぱい泳いでいました。背側に白い紋があるので、カワムツだろうと思います。

歩いてみると、やはり箕面公園は良いところです。これからもときどき運動に来ようと思いました。

追伸)これまでブログに出してきた写真のデータベースへの入力が終わりました。結局、「廊下のむし探検」、「新『廊下のむし探検』」など4つのブログのデータを合わせて、全部で27,283枚の写真の整理ができたことになります。これを綱、目、科などの分類でソートして、何行目から何行目までの間の和名と学名で重複を除いて種類数を調べるマクロが作ってあったので、登録されている種類数を調べてみました。

蛾類:和名1040種、学名1044種 植物:和名943種、学名970種 甲虫目:和名537種、学名573種
ハエ目:和名185種、学名277種 ハチ目:和名112種、学名135種 カメムシ目:和名221種、学名242種
チャタテムシ目:和名27種、学名30種 クモ類:和名103種、学名105種 バッタ目:和名46種、学名49種
・・・

計算すると、こんな感じになりました。実は、昨年7月に集計したものからあまり増えていませんでした。学名で種類数を調べた方が多いのは属まで分かったものも含まれているからです。これからどうするかなぁ。