漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

1月30日 3年菅原

2015-01-30 22:18:07 | 日記
更新が遅れてしまい申し訳ありません。
現在ボート部では、テスト期間にもかかわらずインフルエンザが流行っています。そのため、本日まで部活をオフにせざるを得ませんでした。日々の体調管理はもっと徹底的にしないといけませんね。

さて、インフルエンザの話はここまでにして、せっかく日記を書くのだから他の話をしたいと思います。


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覚悟を決めると、あとは行動するだけ。

先日、ふと立ち止まって考えたことがあります。



前回、この日記書いたのが10月なので、今日まで3カ月。引退まで7カ月を切ったことを考えると、私がこの「やんごとなき日常」を書くことができるのも、今回を含めて残り3回しかないということです。
そこで私は思いました。3回「しか」ないのだろうか。3回「も」ある、でもいいのではないだろうか。立ち止まると、人間は不思議なことを考えるものです。時間は平等流れているはずなのに、その早さは異なるのです。

かつて、ある友人が言いました。「人生はジェットコースターに似ている。最初の登りが長く時間がかかり、そして印象深い。そして、下りが始まるとあとは一瞬で、いつの間にか終わってしまう」と。なるほど。たしかに、ジェットコースターは、下りの方が登りより、明らかに距離も時間も長いにもかかわらず、下り始めると一瞬の感覚で終わってしまうのです。
誰しも、残り時間を考えてジェットコースターに乗らないように、最後を考えて人生を過ごすことは少ないと思います。それは考えれば考えるほど、本質的にジェットコースターも人生も楽しめなくなってしまうからでしょう。このことを、私自身の大学生活に置き換えると、学生生活も終盤。登りのピークはとっくに過ぎてしまいました。ここから先は、最後まで本当にあっという間でしょう。

後先を考えることは一見思慮深く、計画的であるように思えますが、それは軸となる基準が正しいことが前提です。つまり、その基準となるモノサシは正しいのか、自問自答することが大切です。

そしてこれは、このボート部の生活にも、また1部1部の練習にも言えることだと思います。

モノサシが変われば、「あと1年だから頑張ろう」「あと1セットだから追い込もう」「あと100mだから出し切ろう」では甘くなります。
生き抜く覚悟を決めた者からすると、「たった4年間」「たった3セット」「あと2000m」だけと捉えることも可能であるからです。
もしも、覚悟を決めた者と対峙したならば、これはもうレースという同じスタートラインに居ながらも、準備段階ではるか後方で勝負しているのです。だから、結果は火をみるより明らかでしょう。スタートラインにすら立っていない、といった方が正しいかもしれません。

人生に遅すぎるということはありません。これは、かの有名なカーネルサンダースが、65歳にケンタッキーフライドチキンを起業したことから明らかです。

自分が4年間の大学生活を踏まえたうえで、どうありたいか。今、この瞬間から覚悟を決めましょう。そうすれば、あとは行動に移すだけです。とてもシンプルではないでしょうか。

最後にガンジーの言葉でしめたいと思います。
“Live as if you were to die tomorrow.”
(明日死ぬかのように今日を生きろ)

毎日がベストな1日でありたいですね。

それでは、おやすみなさい。