漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

就活と決意表明 3年善当

2018-01-31 15:05:50 | 日記
こんにちは、3年の善当です。ついに僕にもこの時期がきてしまいました…そう、就活です。この前入学したと思ったらあっという間に就活です。ため息つきたいのをぐっと飲み込んで、僕も少しづつ始めてます。

その中で、自己分析で僕がボート部に入って一番変わったことは何か?考えることがありました。色々あると思うけどいざ考えると中々難しいもので、全然出てこなかったんですが、一番は「考えるようになった事」だと思います。何だコイツと思わず、まぁ聞いて下さい。

僕は小中高とバスケをしていました。バスケは好きでしたが、正直あまり強くないとこだったので行けて一、二回戦でした。でも、僕達の代で一度だけ四回戦に進みました。結果はボロ負けで僕は絶対勝てないなとその時思いました。自分が好きなもので絶対に勝てないのを認めるのは悔しかったですが、自分と彼らではセンスも環境も違うからしょうがないと思ってしまいました。大学に入学して、サークルでバスケを続けようとも思いましたが、ボート部の新歓に行って、話を聞いて、本気で日本一を目指している先輩達を見て、この環境で自分も頑張ったら一番を目指せるんじゃないかと思い、入部を決めました。

そこから、浪人明けの体に鞭を打ち何とか練習に付いていくうちに先輩達と乗せてもらう機会が増えて、その中で「こうしたらいい」というのを教えてもらいながら、周りに引き上げられる形で「考える」ようになったと思います。

当たり前のことだろと思いますが、これを続ける事は相当難しいと僕は思います。「考えるようになった」といいましたが僕は人に何か言われた時には考えていたと思いますが、自分で常に考えて練習をしていたかというとこれは全然出来ていなかったと思います。また、ただ単にこうしなきゃいけないと思って変える事と「考える事」は違います。こっちの方がこういう点で水を押せるから効率的で、でもそれに対して今自分はこういう漕ぎになっているからこれを意識して変えていこうというのが「考える」ということです。なにを意識するだけでは本質的な漕ぎの改善になっていないし、その方法も曖昧だからです。何故変えるのか?どこが理想の漕ぎと違うのか?どう変えるのか?これを毎日の練習の中で継続していくのは難しいです。朝5時の寒い中の乗艇、代わり映えのしないエルゴ、長いウエイトトレーニング、一緒に乗ってるアイツがああ漕いでるから、ツラいトレーニングの終盤、簡単に思考は止まってしまいます。

僕自身はどうだったか振り返ると、1〜2年生の時は練習をこなす事に満足していたと思うし、2〜3年生の時は後輩と乗る機会が増えて自分自身の漕ぎを変える努力を怠っていたなと今になって思います。最後の年、もう一度入部した時の気持ちで、考え続ける努力をしたいと思います。rate20の60分間エルゴ、1200ストローク。rate18の90分間の水上トレーニング、1620ストローク。10回5セット、50回のスクワット。その一回一回に集中して取り組んでいきたいです。