漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

インカレを終えて 3年高橋た

2023-09-16 00:55:00 | 感動大作
こんにちは。タケです。
インカレのたくさんの応援ありがとうございました。
初の5日間開催や、大会中に通過する空気の読めないアホ台風、いろいろありましたが無事に終えることができ、
立教として初の男女優勝や久しぶりの複数メダルを獲得することができました。


僕は1年松本と共にペアで出漕し、銀メダルを獲得しました。


ノブにペアの歴史を作った漢と紹介されましたが、なぜ歴史を作った漢かというと、
今回のインカレで立教男子ペア初のAfinal&メダルを達成したからです。



びっくり‼️‼️


立教はスイープが強いのでペアもインカレで順位をつけていると勝手ながらに思っていました。


歴史を作る過程は楽ではなかったです。
最初僕はフォアの乗り比べメンバーの1人でした。しかしメンバーには選ばれず、ペアでの出漕が決まりました。


正直最初はオワターと思いました。ペアは難しいイメージがあり、まともに漕げるかもわからないような状態だったからです。


フォアに選ばれなかった悔しさもあり、アトレーターに
なかなか感情的ですね、こんなコメントまで残してました笑
この時トレーナーアカウントの栗山さんがペアでメダル取れると予言してたのがすごいです。



1年佐々木とメダル獲得を目標に定め、ペアの練習が始まりましたが、とにかく難しい。
曲がりまくるし腹切りしまくるしばちゃばちゃでした。


それでもペアになれる為にとにかく長い距離を漕ごうとその時相方だった1年佐々木と決め、小艇にも関わらず25キロを荒川で朝漕いでいました。


そんな時に漕ぎまくっていたせいもあり佐々木が故障してしまい、大会出場も危ぶまれる状態だったため
その時シングルで出漕予定だった松本とチェンジすることになりました。


この決断はしんどかったです。
同時にメダル獲得への思いはより強くなりました。


松本との練習期間は1ヶ月もなく、そんな中でもお互いに意見を交換しあって2人でクルーを作っていきました。
僕ら2人はプリムに住んでいるということもあり、練習も一緒、ご飯も一緒、寝る時も一緒という同棲カップルみたいな生活を送っていました。

↑お相手の松本礼ちゃん


そんな生活の中でお互いの漕ぎのクセをすり合わせていき、頼もしい松本のストロークさばきも合わさってついにインカレ準優勝というタイトルを得ることができました。




ペアでやってやりました。

立教男子はフォアだけじゃないぞというところを見せつけられたかなと思ってます。


2002年の5月に行われた軽量級選手権で立教男子ペアは準優勝をし、その年のインカレでその2人が軸となってインカレM4-初優勝に繋がったということをお聞きしました。

そのような存在になれるよう周りも巻き込んで皆で冬トレを乗り越えていきます。



そして今シーズンも昨年同様副将を務めます。頼もしい川瀬が主将であり、私も幹部2年目なので不安は特にありません。
昨シーズンでの学びを存分に活かしていきます!




次はオッ盾エイト快挙の立役者、みずきです