印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

リベンジマッチ2

2015-12-10 | ロンドンでの日々2015
ハリーポッターにでてきそうな
髪の毛ボサボサで魔女っぽい
やたら陽気なイタリア語訛りのおばさんが
母乳育児サポート担当者。

来た瞬間から
あらら全然飲めてないわねー。

赤ちゃんの口をチェックして
あらら、この子tongue tieねー。
舌小帯短縮症 。

舌と口をつなぐ膜のようなものが短いため
うまくおっぱいに舌を絡めて母乳を吸うことができず
すぐに疲れてしまうらしい。

ちゃんと吸い付かれていないため
乳首の刺激によりできる母乳が出来にくいという
悪循環。

もしかしたらテレタビ君もそうだったのかも
と思えば
いろいろなことが腑に落ちる。

ジナン君は
母乳を充分飲めておらず
体力も体重も落ちているので
とにかくミルクを飲ませて
体力回復させなければとのこと。

ちゃんと吸い付けるようにするには
膜を少し切ることで
舌をつなぐ膜を伸ばす処置で
母乳育児が可能になるそう。

短い膜は
今後発音障害の原因になることもあるけど
成長と共に自然に伸びることも多く
母乳育児成功のため以外に
今急いで切る必要がないもの。

そこまでして母乳育児に執着するのはいかがなものか。
しかも今たいして母乳がでていないなか
切ったわ
母乳でないわでは
元も子もない。

無料医療システムだと
2、3週間待ち。
有料なら明日にでも切ってもらえるでしょうとのこと。
ネット情報ですが、
1000ポンドくらいらしい。
20万円?

イギリスでは割と普通にやってる処置のよう。
とにかく6ヶ月までは母乳育児前提だから
母乳育児を阻むものは治療するということのよう。
簡単な処置で
新生児なら麻酔も必要ありません。
痛みもほとんど感じないでしょう。
副作用もなし。

っていうけど。。

おっぱい魔女と二日後にまた会う約束をして
それまでは
ミルクで体重を増やすこと
搾乳でおっぱいタンクを増量する宿題を出され解散。

まだ諦めたわけじゃないからね!
と魔女に励ましてもらったけど

どう考えても劣勢。
これ以上出る気がしない。
あれほど意気込んでいた母乳育児。
産後たったの1週間でギブアップとは情けない。

搾乳もほんの少しでるだけで
飲ませるほどは産出できてない。
飲ませるわけでもないのに
搾乳にかける時間がもったいない。

ということで悲願のリベンジマッチも屈辱の敗退。

ジナン君はようやくありつけたご馳走に満足しているし
私も夜、眠れるようになりました。
あと1日おっぱい魔女が遅ければ
体重減少がすすんで危なかったかも。

まぁー負けるが勝ちって言うしね。
コメント (2)
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リベンジマッチ

2015-12-10 | ロンドンでの日々2015
テレタビ氏の時は
義理ファミリーのいろいろに圧倒され
できなかった母乳育児。

今回は満を持してのリベンジマッチ。
出産前から
母乳相談コンサルタントに来てもらい
帝王切開でもうまく母乳育児できるようなアドバイスをしてもらい

母乳にいいと言われるハーブティーやサプリメントを備蓄

テレタビ氏の時に買って
あまり活躍できなかった搾乳機の部品を新調し

搾乳の時に備え
母乳と同じようにでないと飲めないという
搾乳機メーカーの哺乳瓶を調達

結構なお値段の授乳枕をオークションでゲットし

万が一に備え
すぐにミルクもあげられるように
普通の哺乳瓶と液体の粉ミルク
(イギリスではこんな便利なものがあるのです)
も念のため用意。

お白湯のために
硬水を軟水にするブリタも調達

テレタビ氏の時は母乳育児に執着し過ぎて
ミルク開始が遅くなり
かわいそうなことをしたことからの反省もあるので。
ダメな時はすぐに切り替えられる用意もし

ありとあらゆることを想定して
準備は万端。

帝王切開後はすぐカンガルーケアで授乳開始。

義理ファミリーは遥か遠い天竺におられるので

うまくいかない訳がない。

母乳育児は忍耐と努力が必要。

乳首の痛みに耐えつつ
泣いたらおっぱいの
24時間オンデマンド授乳。

それを超えた先には
悲願のおっぱいランドが待っている。

私は人一倍頑張り屋さんではないけど
人並みはずれて怠け者でもないと思う。

みんなが普通にできていることを
できないことはないはず。

乳首の痛みに耐えつつ
ようやくうっすらとミルクが滲むようになり
今度こその悲願の母乳育児達成間近かと
思いながら
お墨付きで退院

テレタビ氏のようにいつまでもおっぱいから
離れないことはなかったものの
おしっこが少ないのが気にかかり
その後家庭訪問に来た助産師さんに相談したら
大丈夫でしょーと言われつつ
母乳育児サポート担当者を念のためと紹介してもらいました。

続く





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