印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

懇談会

2015-12-15 | 療育の話@ロンドン
旦那様が特別支援に関しての懇談会に行ってきました。

役所から派遣された専門家
学校側の特別支援コーディネーター
保護者

の三者懇談。

役所の専門家がテレタビ氏の様子を観察し
どのようなサポートが必要か見るとのことでしたが

全くテレタビ氏を見ることなく
大人だけの会議に
旦那様はガッカリだったらしい。

先日の発達障害診断のレポートがあるおかげで
発達障害なのかどうかという議論を避けられ
その点では話が早くついてよかったそう。

結局は
加配の先生は必要。
スピーチセラピストは必要。
ということで合意。

加配の先生は
臨時一時金申請にて
数ヶ月分の予算の確保が可能らしい。
先立つものはお金なのね。

学校が手配するスピーチセラピストは
病欠中らしく
来学期から新たに配置される予定。
ただしスピーチセラピストは一対一のセラピーではないとのことで
私達的には
個人セラピーでなくして
効果が見込めないので
期待薄。
ここもガッカリ。

イギリスの特別支援のスタンスとして感じたのは

子供にとって最良の教育環境を提供するためのシステムではなく

加配をつけても
できるだけ普通学級で通学できるようにする。
(なぜならそれが安上がりだから。)

普通学級では学校が対応できないような子供だけ
養護学校への入学許可を出す。

という学校側の都合を優先した後ろ向きなシステムらしいということ。

だからよほどのケースではない限り
とりあえずは普通学級にしばらく通わせ
加配をつけたりしても
学校が無理だと判断する子のみ
養護学校に転校という
ものすごくお役所的な手順を踏まなければならないようです。

学校にも手順待ちという子供が何人かいるらしい。

テレタビ氏を自閉症専門の学校に転校させるのが良いのかどうかということも
学校運営上の都合。
親としてもどちらが良いのかよくわからない。
学んで欲しいと思う社会性は
自閉症の子供たちばかりいる中では
学べそうにないけど
そもそも普通学級にいても社会性を理解できるかどうかはわからない。

学校側が提供するべき
スピーチセラピストも期待薄ということで
民営のスピーチセラピストを調べてみたら
1時間250ポンド(5万円??)

直球先生ぼったくりだと思ってたけど‥‥
上には上がいた~。

イギリス来たの間違いだったのかな~。



コメント
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