印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

英語で育児

2016-12-12 | ことばの話
それぞれの家庭の事情があるので
何が正解という1つの答えはないと思いますが、

我が家のジナン坊は
英語で育児する方向にしています。

テレタビ氏の時は
日本語、テルグ語(旦那様の母語)、英語、それにヒンディー語もできないとねーなんて
のんきに過剰な期待をしていました。
インドではマルチリンガルは当たり前の環境なので
うちもそのつもりで。

英語に切り替える前の4歳の頃
テレタビ氏は日本語が1番出ていた言葉でしたが
それでも意思疎通は難しく
癇癪など切羽詰まっている状況の時に
「日本語で○○って言ってみたら?」と
毎回旦那様(や義理家族)の通訳をさせられ
だいたいそんなこと言っても
そこまで日本語も理解できていないのに、と
旦那様が把握できていないことによる認識のズレや
子供が父親と直接会話できないことにも違和感を感じていました。

日本語の言葉が増えても
一日一緒に過ごす学校での生活の役には立たない。

母語で育てるのが1番良いと
頑なに頑張っていた自分自身が
英語に統一しろと強く言われ
渋々英語に切り替えたら
結構ホッとしたのを覚えています。

で、多分そんな問題はなさそうな感じのジナン坊ですが

家族の言葉は共通の方がいい。
今更うちの中で言葉を混ぜたくない。

うちの中で私とジナン坊が日本語で会話するとして
テレタビ氏がその会話の内容が分からないというのはよくない。
いちいち通訳するのも面倒だし(笑)

でも人間だから
とっさの時や感情的(イライラする時)になる時は
やっぱり日本語になります。

こらーー!!
あぶな〜い!!!
痛〜〜い!!
ちょっとちょっと〜〜!!
ちょっと待って〜〜
はーい、あーんして〜
よいしょよいしょ
ドッコイセ
どしたのー?

一日に発する言葉の半分以上はこんな感じで
実は結構日本語だったりする。

この前
「もう〜〜何やってるのー!!」と
いらいらして半ば独り言のように
ジナン坊に向かって日本語で言ってたら

「○○シテルンダヨー」と
テレタビ氏が英語で答えてくれました。
あれー?日本語わかってるのかなー?

不思議。




コメント
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