印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

ロンドンの家の豆知識

2018-01-30 | ロンドンレポート
煙突のある家と言えば


こういうイメージですが

ロンドンの古い建物は


工場地帯か?と思うほど煙突が連立しています。
サンタクロース泣かせの煙突の多さです。

煙突が多い=暖炉が多い=家が広い=金持ち

ということで
かつては暖炉税なるものがあり
暖炉の数が多いと課税金額が高くされたらしい。
調査員が家庭訪問して暖炉の数を数えたとか。

ロンドンはススだらけになり
暖炉禁止令が発令され
だんだんとセントラルヒーティングが普及し
今はお飾りになってます。

暖炉の数を数える調査員を導入するなどして
大変な割に
あまり徴収できなかった
暖炉税に代わり
その後、窓税が導入されました。

窓がたくさんある=家が広い=金持ち

ということで
窓の数が多いと課税額が増えるため

あえて窓を閉じてしまう建物が増え
その後、新しく建築された建物は窓が少なくなったそうな。




窓がありそうでなさそうな壁。

うちにもあります。

ただでさえ天気の悪いロンドンで
窓の数が少ないと
余計にうちの中が暗く
光熱費がかかり
環境に良くない気もしますが

文化財指定されてる古い建物は
景観を変えるような建て替えはできないので
それもそのまま。

ガラス張りの建物が羨ましい限りです(笑)
コメント (2)
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