昨日、DS用マージャンゲームが届き、今日は寝不足。
寝不足だと、心のガードがゆるくなる。
久しぶりに、今朝の通勤時間は読書をせず、ボーッと周りの人を眺めた。
気になる人がたくさんいた。
朝、最寄駅の階段を、OLがアイスモナカをほおばりながらゆっくりと下りて行く。
冷たい雨が降っていたのに、寒くないのだろうか。
新宿駅についてホームに降りたら、
構内に中国のホテルの朝ご飯のにおいが充満していた。
ちまきとか、お粥とか、蒸し物系のにおいだ。なぜだろう。
日本ではあまりないにおい。なんだか懐かしかった。
山手線に乗ったら、若い男性が若い女性をジーっと見つめている。
あまりにも長い時間。
ちょっとぶしつけではないか、そんなにかわいい子なのか、と思ったら、
その女性は、一点を見つめながら、ひたすらパンをほおばっていたのだった。
男性は、にらんで抗議をしていたわけだ。
でも、女性は気にせずモグモグゆっくりと食べていた。
よく噛むことはいいことだけど、電車に立ちながら、しかもどこにもつかまらないで、
よく朝ご飯を食べられるよなあ、と思った。
そうこうしているうちに、うまいこと座れ、
目の前に立った女性をなんとなく見ていたら、なんだかヒラヒラしていた。
よく見ると、ニットの上着の右ポケットが半分くらいとれて、
電車の揺れにあわせてユラユラしているのだった。
もうポケットとしての機能はなくしている。
いっそのこと、とってしまいたい。
手を伸ばして、ベリっと。
急に寒くなっからタンスから引っ張り出したのかな。
ということは、春先にほつれた、というか、破れたんだよな。
気にして隠しているふうでもなかったから、まあ受け入れているんだろう。
乗換駅でホームに降りたら、女性が片足をひきずっていた。
大丈夫かなあ、と思った瞬間、すごい勢いで女性が走り始めた。
あれは、助走だったのだろうか。
ここまでが朝。
帰り道、最近むむーっと思うのが、新宿駅のJR→京王線に抜ける階段だ。
下りと上りがあるから、かならず渋滞する。
学生さん風の女性が2人、「ちょーうざいんだけどー」「なにこれー」
「おやじとぶつかるしー」「おやじぃくさいー。もーゆるせなーい」
「これで電車まで遅れてたら京王線におごらせるんだけどー」
「っていうか、マジむかつく」と、大声で私の後頭部に向かって文句を言っていた。
その気持ちはわかる。
でも、君たちのその声を聞いていると、私は、くるっと振り返って、
それぞれの顔面にパンチを一発ずつお見舞いしたくなるのだ。
たかだか2分くらいの間だったのだけど、
すごくリアルに想像して、3回くらいシミュレーションしてしまった。
つまり、イメトレは完璧。
この衝動を止めてくれたのは、前を歩いている男性のビニール傘が、
私の足をとらえたからだ。
転ばないようにするのに一生懸命で、振り返る余裕がなかった。
君たちはこのマナーがわるい傘の持ち方をしてるオヤジに感謝すべし。
いつもは、どちらかというと周囲の人が見えていないんだけど、
なかなかどうして、みんなそれぞれだ。
寝不足だと、心のガードがゆるくなる。
久しぶりに、今朝の通勤時間は読書をせず、ボーッと周りの人を眺めた。
気になる人がたくさんいた。
朝、最寄駅の階段を、OLがアイスモナカをほおばりながらゆっくりと下りて行く。
冷たい雨が降っていたのに、寒くないのだろうか。
新宿駅についてホームに降りたら、
構内に中国のホテルの朝ご飯のにおいが充満していた。
ちまきとか、お粥とか、蒸し物系のにおいだ。なぜだろう。
日本ではあまりないにおい。なんだか懐かしかった。
山手線に乗ったら、若い男性が若い女性をジーっと見つめている。
あまりにも長い時間。
ちょっとぶしつけではないか、そんなにかわいい子なのか、と思ったら、
その女性は、一点を見つめながら、ひたすらパンをほおばっていたのだった。
男性は、にらんで抗議をしていたわけだ。
でも、女性は気にせずモグモグゆっくりと食べていた。
よく噛むことはいいことだけど、電車に立ちながら、しかもどこにもつかまらないで、
よく朝ご飯を食べられるよなあ、と思った。
そうこうしているうちに、うまいこと座れ、
目の前に立った女性をなんとなく見ていたら、なんだかヒラヒラしていた。
よく見ると、ニットの上着の右ポケットが半分くらいとれて、
電車の揺れにあわせてユラユラしているのだった。
もうポケットとしての機能はなくしている。
いっそのこと、とってしまいたい。
手を伸ばして、ベリっと。
急に寒くなっからタンスから引っ張り出したのかな。
ということは、春先にほつれた、というか、破れたんだよな。
気にして隠しているふうでもなかったから、まあ受け入れているんだろう。
乗換駅でホームに降りたら、女性が片足をひきずっていた。
大丈夫かなあ、と思った瞬間、すごい勢いで女性が走り始めた。
あれは、助走だったのだろうか。
ここまでが朝。
帰り道、最近むむーっと思うのが、新宿駅のJR→京王線に抜ける階段だ。
下りと上りがあるから、かならず渋滞する。
学生さん風の女性が2人、「ちょーうざいんだけどー」「なにこれー」
「おやじとぶつかるしー」「おやじぃくさいー。もーゆるせなーい」
「これで電車まで遅れてたら京王線におごらせるんだけどー」
「っていうか、マジむかつく」と、大声で私の後頭部に向かって文句を言っていた。
その気持ちはわかる。
でも、君たちのその声を聞いていると、私は、くるっと振り返って、
それぞれの顔面にパンチを一発ずつお見舞いしたくなるのだ。
たかだか2分くらいの間だったのだけど、
すごくリアルに想像して、3回くらいシミュレーションしてしまった。
つまり、イメトレは完璧。
この衝動を止めてくれたのは、前を歩いている男性のビニール傘が、
私の足をとらえたからだ。
転ばないようにするのに一生懸命で、振り返る余裕がなかった。
君たちはこのマナーがわるい傘の持ち方をしてるオヤジに感謝すべし。
いつもは、どちらかというと周囲の人が見えていないんだけど、
なかなかどうして、みんなそれぞれだ。