ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

人民

2014-05-02 20:42:17 | Weblog
今日は暑かった。
室温28度。きっと外は30度を超えたのだろう。
部屋にこもって仕事をしていたから、よくわからないけど。

いま、全世界的な話題と言えば、IEがセキュリティの脆弱性から使えなくなったことだろう。
バージョン6以降が使えないということは、IEは全滅だ。

私はmacなので、通常はsafariを使っているけれど、
中国のサイトは、ほとんどがWin版IEのみの対応なので、
そのためだけのマシンを持っている。
いまは、それが使えない。

じゃあ、おそらく対応しているだろう中国製のブラウザは、というと、
これまた人民共和国の政府に筒抜けだろうから、インストールしたくない。

非常に困る。
ネットバンクも危なくて使えないし、全部窓口かっ?!
そんな恐ろしいことはしたくない。

猛烈に並ぶし、銀行の職員の手際は、恐ろしく悪い。
そもそも模範的な中国人民に要領とか、効率という概念はないのだ。
次の人が待っているから、はやくどかなきゃ、という気遣いもない。
もしそんな概念や気遣いがあり、義務教育時代にちゃんと訓練されているようなら、
私が今日やった仕事も、すべては部下にお願いできるはずなのだ。

ついでにいまは、労働節の3連休である。
その真ん中の日に、なぜ私は地道なデータチェックをしなければならないのか。

日本であれば、アルバイトや4月の新卒にお願いする類いの仕事であり、
つまりは、文字が読め、見直すことができ、粘り強く正確にさえできれば、
「わかりました。電話当番より、楽で嬉しいっす!」と
満面の笑みで言っちゃうくらいの仕事なのだ。

が、それが人民にはできない。
なぜだ!と問うても、それが人民だからさ、ということだ。

彼らは「できる!」と言う。
でもそれは、6割がたできるということであり、日本人のレベルにはならない。
ついでにやり直している時間もなく、
最終的に結局は私がやり直すくらいなら、最初からやるわい、という気分になる。

いま会社が入っているビルは、おそらく築5年くらいだろうと思うが、
日本の感じだと築30年くらいの風格がある。
細かいところを丁寧にやらないので、ほころび→古くさく見える。

先日、ビルの入り口の床にセメントを塗りこんでいた。
その理由は、地盤沈下が進み、道路側が持ち上がり、裏側が沈んだため、
入り口のタイルに隙間が出来てしまったから。
つまり、その隙間を埋めていた。
しかも雨の日に。

もう、まったくワケがわからん。
それが人民の国中国なのさ。

これを言うと、自分たちは別格と思っている上海人がムッとし、
それをやったのは、頭が悪い外省人だ、などと言い出すが。