ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

比べてみると

2014-05-03 12:35:14 | Weblog
建前上反日をやっていて、実際のところ個人的には親日派が多い中国と、
かたや表面上は仲良く~と言いながらも、個人的には中国嫌いが多い日本。

一度日本に行ったら日本が好きになった、
日本に行った友だちの話を聞いたら、自分も行きたくなったと言う人が多い中国と、
旅行も興味なし。ましてや中国に住むなんてまっぴらと言う人が多い日本。

国語の教科書の挿絵で「敵」という文字と「日の丸」がセットで
掲載され続けている中国と、
さんざん旧日本軍が中国で行った蛮行を教え続けた日本。

どちらも、その根底には恐怖があると思う。
日本人は怖いと教わったけど、実は親切だったと思った中国。
過去に悪いことしたかもしれないけど、ずっと根に持ってて目の敵にしてくる、
しかもその要求がとんでもない国だと思っている日本。

たぶん、この図式はここ数十年変わっていない。
近代の本を読んでいると、そう思えてくる。
中国には、進んだ外国に対する恐怖があり、
そもそも堅牢な城壁を築いて国づくりをしてきた伝統からもわかるように、
「外」に対する根深い恐怖がある。
万里の長城なんて発想、他の国にはないだろう。

そして日本は、大きな中国大陸の動向が、日本に与える影響を恐れていた。
支那事変の頃にあった「恐怖」と、いま中国への警戒心は、実は根っこが同じだと思う。

香港人が、中国人民を「いなご」に例える。
私は、もし漢族という呼び方じゃなかったら、
蔑称として「口族」と名付けてやりたいと思ってる。
とにかく、どこであっても話し声がうるさい。
咳もくしゃみも大口を開けてまき散らす→伝染病が即座に広まる。
よく食べる。しかも浪費家が多い。

むかし、上海人の男性はスレンダーだった。
仕事も家事も全部やる。身体をよく使い、粗食だった頃のことだ。
いまの上海人の80后以降は、ずんぐりとした人たちが多い。
家政婦がいる。仕事も適当だ(家賃収入のほうが高いから)。
先日、同僚に見せてもらった写真では、誰がお父さんなのかわからなかった。
それほど、体型が違った。思い切り笑わせてもらった。

そういう日本人も、すっかり背が高くなり、すでに「小日本人」ではなくなったけど。