ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

なんで中国なの

2014-05-27 23:22:11 | Weblog
今日は朝から上海郊外へ。
もちろん仕事でなので、あまり楽しくない。

上海火車駅近くの長距離バスターミナル。
カウンターの窓ガラスに、「普通話は私たちの第一言語です」と書かれている。



つまり、上海語じゃなくて、ちゃんと共通語で話すから、
みなさん安心してね、ということだろう。

このへんのよくわからない人民へのアピールが、
共産主義っぽいなあ、と思う。

ついでに、日本であった殺人事件に関係する人が上海で捕まったようだけど、
なぜわざわざ上海なのか、と思う。

人民の国では、人民は統治されているものなので、外国人はなおさらである。
ホテルでの宿泊のみならず、長距離列車に乗る場合にも、
身分証明書(パスポート)を提示しないとチケットが買えない移動制限がある国。

もし私なら、もっとゆるい東南アジアの国に逃げるけど、
わざわざ中国を選んだ辺りが、あまりこの国を知らない人なんだろうなあ、と思った。

ちなみにもう1人の中国人のほうは、
しっかり中国国内のサイトで「人肉操作」されてしまっており、
名前から経歴まで、すでにネット上で出回っている。

日本の報道では名前が出ないと言う不可思議さがあるけど、
プライバシーのない人民の国では、もちろんその点、みんな容赦しない。

私だったら、さっさとタオバオというネットショップで、
偽造の人民用身分証明書を作るけどなあ。安くて速いのに。
なんでパスポートを使ってたんだろう。

それにしても、なんで中国なのか、本当にそこが、わからないよ。

新しい文字を覚える

2014-05-27 00:57:59 | Weblog
チベット語の文字の書き取り練習をやっていて、なかなか文字の格好がつかなかったので、
先生に「きれいな手書きの文字をお手本にしたいから、見本がほしいです。
そういうサイトないですか?」と、メッセージを送ったら、
「今度、カリグラフィー用のセットをあげるよ。書体見本とペンね」と、やさしい返事をくれた。

ありがたいのだけど、私がイメージしていたのは、
小学校一年生の国語の教科書で、手書き風の文字が
「さくら さくら さくらが さいた」みたいに並んでいるものだったのだけど、
先生はいきなり、小学校一年生に毛筆の書道セットをくれるような勢いだ。

確かに、仏教経典を書くために発達してきた硬筆と書体見本は、すごくほしい。
やってみたい。
が、いきなりそれ?

私が四苦八苦しているのは、友人が呼ぶところの「へ音記号」が、
どっから生えて、どこにくっつのか、というような、もっと初歩的なもの。
例えば「དུ」。この下にくっついている「へ音記号」の横になったやつが、
バッチリと決まるようにすぐ書ける日本人は少ないと思う。
「ཅོ」と「ཙི」なんて、見分けがつくように書くの、大変よ。

という、アホらしい言葉が言えず、
先生との会話は基本、中国語で行われることもあり、
次回の授業では、そのまま喜んで、
カリグラフィーセットを受け取っていることだろうと思う。

先生が手書きしたのを、写メで送ってくれるだけでも、よかったんだけどな~。

中国語は、発音は難しかったけど、文字は基本的に楽だったから、
この書き順がわからないようなチベット文字にちょっと戸惑い中。