吉祥寺バウスシアターで 『月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術』を見る。
・『メリエスの素晴らしき映画魔術』
手品師だから思いついたメリエスの技術(いったん撮影を止めて、その上で差し替えのトリックを使って撮影を継続する方法)が今日でも通用する(男二人の取っ組み合いのショートショートコメディなんて、いつ人形にすり替わったのか分からないほど)と言うのが分かった。
あと、映画最初の海賊版騒ぎに泣かされたり、流れを読み違えて没落した(積極的に過ぎる経営と作品が現実に追いつかれたこと。南極探検のファンタジー映画を上映した同じ年にアムンゼン隊南極点到達&生還があったこと)り、時代に追い越された男の悲哀と埋もれた物語の悲哀を感じた。
インタビューでマーティン・スコセッシ(『ヒューゴの不思議な発明』監督)が出てこないのは、あくまで実在のメリエスにこだわったから、と言うことか。
・『月世界旅行』
今だったら短編に属する作品。
サイレントとは言え、しっかりと筋が分かる作りと、当時の空想科学小説(ヴェルヌとウェルズ)に敬意を払った作りだった。
埋もれた古典の発掘(再生)に敬意を。
・「輪廻のラグランジュ」#10
溜めの終わりの回。
それぞれがそれぞれの結論に基づいて動く。
大人たちがそれなりにしっかりしている。
さて、どうなるか。
(第二期制作決定と言うこともあって、この期では決着しないこともはっきりしたが……)
・『メリエスの素晴らしき映画魔術』
手品師だから思いついたメリエスの技術(いったん撮影を止めて、その上で差し替えのトリックを使って撮影を継続する方法)が今日でも通用する(男二人の取っ組み合いのショートショートコメディなんて、いつ人形にすり替わったのか分からないほど)と言うのが分かった。
あと、映画最初の海賊版騒ぎに泣かされたり、流れを読み違えて没落した(積極的に過ぎる経営と作品が現実に追いつかれたこと。南極探検のファンタジー映画を上映した同じ年にアムンゼン隊南極点到達&生還があったこと)り、時代に追い越された男の悲哀と埋もれた物語の悲哀を感じた。
インタビューでマーティン・スコセッシ(『ヒューゴの不思議な発明』監督)が出てこないのは、あくまで実在のメリエスにこだわったから、と言うことか。
・『月世界旅行』
今だったら短編に属する作品。
サイレントとは言え、しっかりと筋が分かる作りと、当時の空想科学小説(ヴェルヌとウェルズ)に敬意を払った作りだった。
埋もれた古典の発掘(再生)に敬意を。
・「輪廻のラグランジュ」#10
溜めの終わりの回。
それぞれがそれぞれの結論に基づいて動く。
大人たちがそれなりにしっかりしている。
さて、どうなるか。
(第二期制作決定と言うこともあって、この期では決着しないこともはっきりしたが……)