Blog版一言日記

私、雑音領(ざつね・りょう)の一言日記です。

待てば海路の日和あり、待てど暮らせど……

2013年01月24日 22時27分37秒 | 日記(アニメ感想含み)
その昔、このBlogで、

(「ガンダムAGE」「輪廻のラグランジュ第二期」なんかは半年もすればレンタルがでるだろうけど、「平清盛」はレンタルに出るのにだいぶ時間がかかるし、「峰富士子という女」「AKB0048」「うぽって」はレンタルが出るかどうか……)

と書いたことがあったのだが、
田無のレンタルビデオ屋に行って来て、
「ガンダムAGE」「輪廻のラグランジュ第二期」「AKB0048」
を見つけて借りてきたものの、
「平清盛」と「峰富士子という女」
は見つからなかった。
(「峰富士子という女」は吉祥寺のレンタルビデオ屋においてあったのだが、そのためだけに会員登録するのも何だったので……)
……、とここまで書いたところで
「うぽって」の事を完全に失念していた!!
トホホ……。

・「平清盛」#23
義朝が義平に、
「人に叔父殺しを命じておきながら、自分が兄弟殺しが出来ないとはどういう事だ!?」
となじられても文句は言えない回。
(実際は義平がいなかったのでそう言う事態にはならなかったが)
戦後処理の回の続き。
まぁ、反乱は終わったとは言え、何かが劇的に変わったと言うわけではないからなぁ。
(#3の焼き直し的な殿中での一幕があるのもその故か)
この回で一番印象に残ったのは為義と忠正と帥光と成親。
「最初の頃は見下げ果てた父親」だったのが、「最期には武士としての有り様を殺し合った相手である息子に諭して死ぬ立派な父親」になった(考えてみればこの人、義家の後継者争いの源氏内訌、それこそ親兄弟の屍の上を生き残った人でもあるんだよな)為義。
「平家の重鎮」としての己に徹しきった忠正(「自分の存在が平家の足を引っ張る」事を自覚した上での最期の挑発)。
主人(信西)の苦悩を知った上で、あえて褒めそやす帥光(言い終えたあとでの苦悩の顔が写るカットが印象的)。
完全に二枚舌で悪い意味で「親は親、子は子」を地でいく成親。
(#3で忠盛がこの回の清盛と似たような状況に陥ったとき、家成は見るに見かねてバカ騒ぎを止めさせたのだが、成親はそう言った言動がなかった。家成が平家に賭けていた人物であっただけによけいに印象深い)
為義と忠正の死を経て何かが変わりゆく源平両氏。
#24の次回予告で後白河帝をドン引きさせる事柄とは?で引き。

・「峰不二子という女」#11
オスカー、退場。
二人の出会いのきっかけが警察内部の犯罪に目をつぶるか告発するか銭形が迷っていた所、オスカー退場のきっかけが警察内部(オスカー自身)の犯罪と言うあたり、皮肉が効いている。
で、この話、ホントに収束するのか?

・「ガンダムAGE」#36
フリットが復讐鬼ではなく(少年期に身近な人間を亡くし続けていたことが彼の人格形成に影響を与えていたのは確かだが)キオが殺人人形でないことを最悪の形とタイミングで証明した回。
筋を欠いているとは思えないが、早仕掛けに過ぎるところが、なぁ。

・「ガンダムAGE」#37
矛盾を抱えています!イゼルカント様!!
(地球人に「自覚を促す」と言う名目の怨念をぶつける為とは言え、自国民をすりつぶして良いというわけにはならないでしょう。)
民政文化と軍事技術の歪な描写というのは終わらない戦時社会(と言うか技術退化をEXA-DBの断片でごまかしている。ついでにアセム編最終回で触れられた、ヴェイガンの地球政界への工作資本の出所でもある)ということか。
周りの人の死が続く(病死率の異常に高い)ヴェイガンの社会では住民の神経がすり切れるというのは理解できるし、ガンダムパイロットの籠絡が重要だと言うイゼルカントの発想も分かるのだけれど……。

・「ガンダムAGE」#38
海賊の手際が良すぎることより、
キオとルゥの間がフリットとユリンの二番煎じというより、
キオが売国奴になりはてた事がよっぽど問題な回。
(あのことが、彼がそう言うことに無自覚だった故に許されるとはとうてい思えない)
実際、他にどう感想を書けと……。
コメント
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