豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

ハチクロ

2006年08月04日 | Weblog
やっと・・・やっと、映画「ハチミツとクローバー」の感想が書けます。

草原は、蜂蜜とクローバーで作られるのだそう。美大生5人の物語。原作は、人気のコミックです。

かわいいおとぎ話的な物語。といっても、ちゃんと現実感溢れる美大生の生活が描かれていてなかなか興味深かったです。

天才肌の主人公、花本はぐみちゃんに、蒼井ゆうちゃん。
同じく天才肌の変人、森田先輩に、伊勢谷友介くん。
普通の人、だけど熱い人、常に短パンを愛用する竹本くんに、嵐の桜井翔くん。
ストーカーっぽくアルバイト先の年上の人に憧れる真山くんに、加藤亮くん。
その真山くんにストーカーっぽい眼差しを注ぐ山田さんに、関めぐみちゃん。
みんな片思い中の身なのです。

そして、このかたまりを見守る先生に、堺雅人さん。

良かったです。お薦めです。
きれいな気持ちになれますよ~。

はぐちゃんことはぐみちゃんと森田先輩が、一枚の大きなキャンパスに向かって、絵を描くというかお互いをぶつけあうというシーンが印象的でした。
スポーツでもなんでも、思いを同じくしたり、力が拮抗したりするお互いが、精いっぱい渡り合う爽快感って味わって見たいと思いました。


この作品の監督さんは、広島の方なのです。
うれしいなあ・・。
一生懸命勉強をガンバッちゃうタイプの学校のご出身なのですが、こんな素敵な作品を生み出してくれるなんてかっこいいです。ありがとう!

監督の思いを汲んで、嵐の桜井くんではなく、物語の人物としてちゃんと存在していた桜井くんにも拍手です。とってもいい表情をするんですよ。それに、いやなやつっぽい森田先輩を演じていた伊勢谷さん。自ら芸大のご出身らしく、それらしい独特の雰囲気を自然に表現されていました。でも、一番気に入ったのは、山田さん。いい人なのです。応援したいですね。

とてもチームワークが良かったんだろうなと思える作品。
ほのぼの感以上のものが味わえます。是非!

ハチクロ神社も出来たそうですね。
ご利益(何の?)・・ありそうです。


あ、あとね。
堀部圭亮さんが、秀逸!!