豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

美味しかった

2006年10月04日 | Weblog
今朝、昨日のとほほな出来事を思い浮かべていたら、たまたま目に付いたクイズがあったので恐る恐るやってみました。
脳年齢測定クイズです。
結果は、40歳!↓。おお、お墨付きをもらっちゃった。どうしましょう!

「実年齢より若い脳です。脳を活性化できるいい環境にいるようですね。十分、自分の能力を発揮できるでしょう。今のような環境を維持してください。他の人より好奇心が旺盛なので、自分の好きなことをやって行けば、さらに脳は活性化され、思ってもいなかった能力を発見できるでしょう。自分の脳の個性は自分でしか評価できないものです。自分の脳の得意なことを発見するために、これからも色々なことにチャレンジしましょう。」

はーい!
いろいろなことにチャレンジします!!

ということで、万の味方を得た思いで、先日の名古屋遠征のあれこれをご報告していきたいと思います。
まずは、「ひつまぶし」。

今まで、何度となく目にし耳にしてきた「ひつまぶし」。でも、その本物をいただいたことはありませんでした。単に鰻の蒲焼を細かく切って、ご飯にまぶして食べるだけでしょうと考えていましたが、これが甘かった。
あのね、これがね、ものすごく美味しかったのです・・・

塾長さんに教えて頂いた老舗「蓬莱軒」。ここは、もともと熱田神宮のお膝元で創業した元祖ともいうべき由緒正しいお店です。本店に出向くには、ちょっと時間に制約があるので、デパートに入っているお店に行くことにしました。
事前に予約できるかどうか電話すると、できませんとのこと。しかも、お昼は一時間くらい並ばれます・・・と告げられました。メインイベントを控えてそれでは気が焦るなと内心思いましたが、せっかくですから初志貫徹。なるべく早く到着することにしました。

当日最初の立ち寄り先だった名古屋城を出たのが、10時半ごろ。
地下鉄を一回乗り換えて、矢場町で下車。松坂屋デパートに向かいます。新しい南館の10階に目指す「蓬莱軒」があるのですが、エレベーターが開いた瞬間に駆け出す人も!!
私たちが到着した11時5分には、もう、かなりの列が出来ていました。そうですね、4~50人くらいでしょうか。
これは、だめかも?と妹と顔を見合わせましたが、並んでいるとかなり列の進み方が早い!結局、お席に案内されたのは、十数分後の11時20分ごろ。店内は驚くほど広々として、横にはお座敷もありかなりの人数が一時に収容可能なようでした。
ひつまぶしをお願いして、待ちます。ただただ、待ちます・・・・・

これが、なかなか出てこない。お茶をすすりながら、開演までに間に合うかねぇ・・とだんだん心細くなった頃に、やっと、やっとお待ちかねのひつまぶしが出てきました。注文してから25分後くらいだったでしょうか。

早速、写真撮影。
妹も、このところ何かにつけて携帯で写真を撮りたがる姉のことは心得済み。
写真栄えするアングルを考えてくれます。ありがとね!
周囲にも、写真をとっている人がいらっしゃるので、恥ずかしさもちょっとだけ薄らぐというものです。

なんて、なんて美味しそうなの

  

テーブルの上の「ひつまぶしの食べ方」では、まず4等分しなさいと書いてあります。ん?たしか3等分のはずだけど・・。
最初の一杯は、そのまま。二杯目は薬味をかけて。三倍目はお茶または出だしをかけてのはずです。四杯目はどうするの?
心配ご無用。
こちらでは、四杯目は前の三通りの中で一番好きな食べ方でどうぞ!と書いてありました。
なーるほど

備長炭でじっくり焼き上げられた鰻は、香ばしくて本当に美味しい。たれも程よくかかっていてご飯にしみた具合も絶妙です。沈黙のままに、一杯目は終了。二杯目で浅葱とのりと生わさびを載せて食べました。三杯目は、それに出だしを掛けてお茶漬け風にさらさらと。
さて、四杯目?
私は、いったいどの食べ方をリピートしたでしょう?

正解は、四等分をまた三等分して、最初からとおんなじに食べちゃった
薬味はもうあるだけ全部投入して、なにもかも完食!
ご馳走様でした~~~~。

ああー美味しかった。満足満足!
これで、もう広島に帰ってもなんの悔いもないねぇ・・・と姉妹で納得しそうになりましたが、気を取り直して店を後にしました。
並び始めてからちょうど一時間くらいですね。

松坂屋さんの中をちょとだけのぞいて、矢場町の駅に到着したのが12時半前。
目的地の駅についたのが12時45分頃。

間に合うか心配だった公演会場には、1時の開場に10分前到着という快挙でした。
名古屋の地下鉄って優秀ですね。
電車の待ち時間は15分くらい・・というのが当たり前の広島人にとっては驚くべき交通網の発達でした。すぐに来るんですね、次の便が!

「蓬莱軒」攻略も無事果たした幸せな姉妹は、きっと周囲に鰻の香りを漂わせていたことでしょう。