豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

みんなのうた

2007年03月03日 | Weblog
 石野真子さんの歌声を久しぶりに聞きました。
偶々つけたテレビから流れて来た歌がとても優しい歌声で、思わず聞き耳を立てていたら、その声の主が彼女でした。そうと気づくまでに少し時間がかかりました。とても情感あふれる歌い方が心地よくて、歌うというよりも語りかけられているようでした。歌詞の内容によるところも大きいのでしょうが、豊かな表現力を身につけられたのだなあと感心してしまいました。歌番組ではありません。NHKの「みんなのうた」です。

 どうして今、みんなのうたに真子さんが?という疑問は、「<みんなのうた>大物続々 歌手側売り込み 歌番組減少で」という今日のニュースで解けました。
歌番組が減少しCDの売れ行きが不振な昨今は、有名な歌手の方からも「みんなのうた」に関わりたいという申し出が相次いでいるということです。
石野真子さんの場合も、本格的に歌への復帰を予定していた彼女サイドからの提案が形になったものだということでした。

 「みんなのうた」は、ほんの短い時間ではありますが、歌とその背景だけでちゃんとその場を持たせるだけの力を持っている番組だと思います。
その番組に自分の歌を起用してもらおうというのは、見事な着眼点ですね。石野真子さんの歌声も、こういう機会がなかったならば、耳にすることはなかったと思います。この歌は、もうすぐ発売されるそうです。歌への復帰という目標を達することに大きな助けとなったのでしょう。

 石野真子さんの歌われる「こっちを向いて」は、この時間帯で放送されているようです。歌詞ももはやうろ覚えなのですが、アイドル時代とはまた違った魅力の彼女の歌声を、機会があればまた聞いてみたいと思います。

 「みんなのうた」で、記憶に残っているのは、ちょうど今頃の季節に流れていた「ありがとう さようなら」です。中井貴一さんが歌っておられたと記憶しています。俳優さんの歌は、本業の方とはまた違う味わいがあってとても好きでした。
その他に大好きだったのがEPOさんの「バナナ村に雨が降る」です。色鮮やかなアニメーションと彼女の歌声がとてもマッチしていました。
この歌をもう一度聴きたくていろいろ探してみましたが、まだお目にかかれていません。もう一度聴いてみたい曲ですね。