新湯沢の沢登り区間 ここで沢登りは終
期日 : 2006年8月 5日 快晴
メンバー : (L)N.Gunji, Akky 計2名
コースタイム
東京駅5:52~6:10=栗駒高原駅8:25~40=いわかがみ平10:08~15―沢渡渉10:57~05―東栗駒山11:30~12:05―裏掛分岐1505m,12:26―栗駒山頂上12:57~13:20―昭和湖14:08~18―須川温泉15:00~17:00=トヨタレンタ一ノ関18:30=サンルート一ノ関19:10
時間 4:30(登り2:50、下り1:40) 距離7.7km 標高差 554m 累積標高差+576km
東栗駒山ルート地図
東栗駒山ルート標高
記録、感想
Gunjiさんリーダーで花の栗駒山へ行く。東北地方のほぼ中央に位置し、山頂からは月山、鳥海山、蔵王連峰、駒ヶ岳、早池峰山、そして遠く太平洋までが一望できるほどの絶景地。山麓には150種に及ぶ高山植物が群生し、見事な景観のお花畑をなしているとの事。
東京駅東北新幹線改札口で待ち合わせ。指定席は大宮を過ぎる頃にはほぼ満席。家族連れが多く夏休みモード。2時間15分で栗駒高原駅に到着。ほとんど栗駒山へ登る人たちだ。特急バスに乗り換えいわかがみ平へ。途中駒の湯温泉やいこいの村によってその後ジクザグの登り道。栗駒山は、春に馬の雪型が表れることから、栗駒山と名づけられたとの案内。
途中の世界谷地湿原(広い湿原の意味、大地森の南東にある、ニッコウキスゲの群落がすばらしい)も尾瀬と同じくらいすばらしい湿原であるとの説明。紅葉のシーズンは車が多くいわかがみ平までバスがいけない場合があるという。いわかがみ平は花の百名山ビデオによると名前のごとくイワカガミがいっぱいですばらしいという。今回は遅すぎた。
登山口から東栗駒コースに入る。いきなり岩ゴロの登り。潅木の間の乾いた沢状の道である。Gunjiさんが先頭で登る。50分で新湯沢の沢登り点に到着。少し休んで英気をやしなう。
いわかがみ平登山口から出発
岩ゴーロの道
標高1310mで新湯沢に出る 赤矢印に沿ってこの沢を少し登る
新湯沢で一休み 赤矢印が見える
沢へ下りた所から下流方向を望む
20m程沢を登り 赤矢印の大岩から対岸の登山道へ
水は冷たい。顔を洗う。大きな岩の所にロープが張ってあり沢にはちょうど良い間隔で石が置かれていた。
この上はナメになっておりそのまま登って行きたいほどである。30m程沢を登り左岸の潅木の道に入る。すぐにゆるくなり笹の道。栗駒山にはガスがかっているが、見えてきた。
大岩から左岸の登山道上って東栗駒山へ 標高1335m程
大きな岩の下を登り東栗駒山に到着。風が強くじっとしていると寒くなってくる。このあたりからすれ違う人が多くなってきた。ここで昼食。いつまでたっても栗駒山にかかっている雲は晴れない。裏掛コース分岐あたりからキンコウカやハクサン石楠花、トキソウ、イワカガミなどが咲いているお花畑。前には大きな栗駒山。すぐに頂上に着きそう。
板状節理の岩から東栗駒山を望む
東栗駒山の火口 後ろは栗駒山 ガスがかかっている
お花畑 キンコウカ
ツマトリソウかな
イワイチョウ
ミヤマヤナギ
トキソウ
急な草の斜面を30分ほど登ると中央コースと一緒になり頂上に到着。やはりガスで展望はきかない。残念。
風が強く寒いため20分ほどで須川温泉方面へ下山。天狗平分岐までゆるい稜線歩き。ここから少し急になり下っていく。20度程の急坂を下りると昭和湖。白く濁った火口湖である。現在でもブクブク硫化水素ガスを出している。ここで一休み。
栗駒山山頂 人が多い
お花畑 ヒメシャジン
昭和湖の上で一休み
朝早かったせいかやや疲れた。ゆるく下って須川温泉に到着。ここから流れている温泉は6000L毎分と量が多くもったいない感じ。
ここから少し秋田方面に行ったところにある栗駒山荘の温泉に入る。ここは須川温泉より風呂は少し小さいが天気が良いと鳥海山を眺められる所だ。本日は残念ながら見えない。バスの出発まで時間があるのでのんびりする。その後はロビーでビールを一杯。答えられない。
須川高原温泉に下山
バスで一時間半かかり一ノ関駅に到着。レンタカー ベルタを借りて駅東の駐車場へ入れる。本日は夏祭りでサンルートホテルの駐車場はいっぱい。夕食は近くの日本料理店でホヤの酢の物、刺身を食べた。大変おいしい。明日は焼石岳に登る予定。花が楽しみだ。
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