復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

津軽鉄道:ストーブ列車の旅

2010年01月31日 11時56分17秒 | 四季(冬)
昨年3月末に青森に来たばっかりの頃、3月いっぱいでシーズン終了と言うことで
最後の週末に乗ってみたのがストーブ列車。

その時は、暖冬の影響もあり最後の土曜日でも乗客はちらほら。
トレインアテンダントなんかはもちろん居ませんでしたし、津鉄の法被を着たおじさんが
1人で車内サービスをしていただけでした。

あれからほぼ一年経って、今度は一月末のシーズン真っ盛りのストーブ列車を楽しんでみる。


ストーブ列車の看板が出ている津軽鉄道・津軽五所川原駅
JR五所川原駅の隣にあって、(あまり目立ちませんが)ホームが連絡橋で接続している。



駅舎内にある駄菓子や「ちゃぺ」
ビックコミックに津軽鉄道を舞台にした漫画が連載されていました。



津軽鉄道には、凄くめずらしいトレインアテンダントが乗車して乗客を出迎えてくれます。
沿線を含めた奥津軽の観光案内や特産品の紹介、単なる世間話の話し相手になってくれる。
もちろん津軽弁もいっぱい使って。


今回、左端のアテンダントが津軽五所川原発のストーブ列車に乗車
帰りは左から3番目のアテンダントが五所川原行きのメロス号に乗車してくれました。



ストーブ列車に乗車するには乗車券とは別に300円のストーブ列車券が必要
途中下車でも値段はいっしょ。
終点の津軽中里駅までは乗らないで、乗車券は途中の金木駅まで。
(太宰治の故郷、金木周辺をうろうろするため)



早速アテンダントのお出迎え
なんかガイド付の団体旅行にでも来た感じ。
ズーズーしくお願いしてポーズとって貰いました。
この客車は個人客用の一般列車、前の車両が団体用の客車になっています。
どちらも結構乗ってました。




乗客がくると出発前でも直ぐに車内販売のサービス開始。
津鉄の法被を着たおじさんが二人掛りで特産品のご案内。
やっぱりストーブで焼くスルメがよく売れる。






次々と、こんどはエプロンしたおばちゃんが郷土料理の「けの汁」の販売
一杯100円でした。
角切りにした根菜や山菜、こんにゃくを煮込んだけんちん汁のような物
雰囲気的には完全に、団体旅行の車内宴会的な感じになってきました。
お酒を飲み始めるグループも多いし。


どんどん試食させます。



観光案内と乗客との会話に忙しいアテンダント。
近親感のある話し方と接し方に津津鉄道のイメージが出ている。
何故か軍手をしていますが、理由が後から解ります。



乗客に代わって熱くなったスルメを焼いてくれるんでした。
食べやすいように、きれいに裂いてまでくれます。



焼きごろ



ストーブ列車内はこんな感じ。



あご紐締めた車掌なんかは乗客といっしょに記念写真まで録り始めるし。



仕事もしてましたけどね。
だるまストーブに石炭の補給中。
ストーブの上にはアルミホイールに包んだ焼き芋2本。
甘い香りがぷ~んと漂う。
ただ、生もの焼いちゃダメみたいですよ!(焼肉とか)




突然アテンダントのアクションが大きくなった。


軍手をはめた手で外を指差してまで。




スマップの香取慎吾が書いたアートトレインが展示してありました。
数年前まで現役で走っていたそうですが、老巧化のため引退。


嘉瀬駅のホームに展示してありました。




車掌さんも負けじと特産品の販売サービス。




石炭を燃やすだるまストーブは火力が強い
暖かいを通り越して、熱くなってきた。
相変わらずぷ~んと漂います。




金木に到着、ここで下車します。



津軽鉄道はもちろん単線
ここで上り列車とすれ違いのため5分程の停車。
1車両のみのメロス号がやってきます。
昨年の3月はこれに乗って直ぐ五所川原に戻りました。



津軽鉄道の運行方式は、今でもタブレットを使用していました。
単線ですから、正面衝突しないための信号確認みたいなものですが、
子供の頃にみた記憶があるくらいですから、ストーブ列車と合わせレトロ感たっぷりでした。
運転士の出発確認。

つづく


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