復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

続・鳥海山に登る

2010年06月13日 17時23分36秒 | 登山
山頂からのパノラマ

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今日の山形新聞にやっぱり載ってました。

事故現場の河原宿前です、奥に河原宿の小屋が見えてます。

写真の手前付近が墜落場所だと思います。

雪の上といっても今の時期の雪渓は硬いですから、低木樹林内の方がクッションには
なったでしょうが、命が助かったんですから運がよかったと思います。



アザミ坂を登り切ると伏拝の分岐に到着
新聞では伏拝岳となってますが、左に行くと御浜への登山道、右に山頂方向です。




この分岐の前の緩斜面を利用してパラグライダーのテイクオフにしていました。
ここまで登ってきた時で最後の一人が待機中と言ったところです。
風はほとんどなかったんでしたが、天気が良くて上空では上昇気流の影響が
あったんでしょうか。




分岐の後ろから覗くと周囲の外輪山は切り立った崖で右手正面に鳥海山の山頂が見える。




山頂に向かう外輪山の痩せ尾根から見る千蛇谷
3枚










この辺歩いていると、頭の上でビョーンビョーンと風を切る音が聞こえてきた。
何事かと見上げたらイワツバメが追っかけっこして遊んでいる。
普通のツバメよりは体が大きいんですが、こんなに風を切る音が大きいとは思わなかった。




この先から外輪山を逸れてこの崖の真下を通るコースに分かれて行く。



鉄バシゴが2か所あります。






千蛇谷カール




山頂小屋と鳥海山が目の前になってきました。




小屋直下の岩場で休憩していたら野鳥が近付いてくる。
奥にピントを合わせて撮ったらもう一羽数メートル先に割り込んで来た。
それなりに人間には警戒していますけど近づきすぎじゃね!お宅ら。





山頂小屋到着




小屋というよりは鳥海山大物忌神社が山頂小屋も兼ねている。
現在小屋オープンの準備真っ最中でした。




もちろん本殿に参拝します。




山頂には、とりあえず小屋左手奥から矢印に沿って岩登り。




裂け目の奥に山頂を眺める。




鳥海山山頂です。

5m単位の高度計は2,235m



山頂に立つ。
      



山頂からの日本海方向の景色。
水平線が確認できます。
鳥海山は独立峯なんで山頂からの景色が360度あるように思われますが、
そうでもない。場所を変えれば結構大丈夫です。
東側は外輪山で囲まれてるし、その多も同じような高さの岩がごろごろしてますから。






隣にある山頂も新山山頂から見るとどっちが高いのか微妙。
ここで休憩する登山者。
鳥海山山頂は狭いですから、ザックを背負った登山者が5人も居ればいっぱいです。
ちなみに自分は、ザックは下の小屋横にデポして身軽に上がってきてます。



アップ
溶岩が冷えた岩の塊です。




山頂からの下りは登りとルートを変え東側の雪渓方向に。
こっちの方が岩歩きが少なく間もなく雪渓に出て直ぐ神社の裏に出れます。
雪渓に出て山頂を見上げる。




同上パノラマ景色




東側から見る山頂アップ
満足したら、サッサと降りて下の小屋周辺で休んだら下山します。
同じルートで。





下山してやっと滝の小屋が見えてきました。





登山口からの標高差は約1,100m、移動距離は14㎞、行動時間は朝5時40分スタートの
午後2時20分到着で8時間40分。
山頂小屋周辺で1時間ほど休んでましたが、下りは2時間半で降りてきましたから登りで
5時間。登りは休憩も多く道草食いまくりですからゆっくりです。



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