空気がいい祝島。なかでも山へあがると格別の感あり。
ビワの実はまだ小振りで緑色。
収穫期にむけ、オレンジ色の袋を掛けている。
わたしも1日だけ袋掛けをさせてもらいました。上を向きながらの姿勢がけっこうたいへん。
こんな1日2日の短期間だけこうした作業を経験させてもらうことは、実は「手伝い」にもなりません。むしろ教えてもらう手間などを増やしているだけ。なのに、 . . . 本文を読む
2013年6月の祝島(いわいしま)。
びわ実る季節。
実るほどに、こうべを垂れるのは、稲穂ばかりではない。
蚊とり線香を背負いつつ山でびわをもぎ、コンテナに入れて家へ持ちかえる。
わたしがお手伝いをさせていただいたのは
販売用ではなく、自分の分とジンギする分が主というびわ畑だけれど、
それでも結構な量になる。今年は豊作だったので、なおさらだ。
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1月は「かんぴょう」づくりの季節。
寒干し大根を祝島では「かんぴょう」と呼ぶ。
薄切りにした大根をたくさん載せた笊(ざる)が、あちこちに並んでいる。
大根の香りがただようのも、なんとも言えないし、
年期の入った竹笊(たけざる)が現役で活躍していることにも、愛をかんじる。
大好きな風物詩のひとつだ。
「かんぴょう」は、首都圏で出まわっている切干大根とくらべると、一切れが厚く大きめ . . . 本文を読む
ビワまっさかり…の直前の、ある日。
ビワ畑を借りている友だちが、この日しか収穫に行かれないということで、
小雨ふるなか、朝からビワ畑へ。
みごとな緑のトンネルの先に、そのビワ畑はあった。
素人の畑ながら、最若手のキンゃんが、がんばって袋がけしたという。
まだ若めのビワも多かったけれど、いい感じに色づいているものも。
稲穂のように、食べごろになったビ . . . 本文を読む
コッコーが鈴なりになっていた。
コッコーはマタタビ科のナシカズラ。
秦の始皇帝に命じられて徐福がさがしていた不老長寿の果実がコッコーだと
祝島では伝えられている。
キウイの原種ともいわれ、このとおり見た目も味も似ている。
サイズはコッコーのほうが、ふた回りくらい小さい。
キウイが鶏の卵、もしくはそれよりやや大きいくらいだとすれば、
コッコ―はウズラの卵、あるいは鶏の卵よりひ . . . 本文を読む
先日いただいた、瀬戸内海は祝島のビワ。 あふれる瑞々しさと自然な甘みがうれしい。 もともと無農薬栽培がポイントだったけれど、 いまでは放射能汚染の面でも安心して食べられることも大きい。 それもこれも偶然の結果じゃない。 だからこそいっそう、味わい深くなる面もある気がする。 それにしても 先週来バタバタしてたのがここ数日、ある意味でピークだった。 さっき気絶しそうな睡魔が襲ってきて、30分ほ . . . 本文を読む
暮れも押しせまったある日、 事情が許したのですこし散歩へでた。 風の強い日だったけれど空は晴れわたって清々しい。 凛とした空気のなかで花の美しさがが際立つ。 祝島の特産品のひとつであるビワも花をつけていた。 ビワといえば、果実を食べるのも美味しいし、 日本のハーブティとも呼べそうなビワの葉茶も、 心身ともにほっこりする。 古来からビワの葉にはさまざまな薬効があるといわれ 疲労回復にも有効 . . . 本文を読む
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