湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

ハート形の島へ:いざ南下

2010-09-28 08:00:48 | 日記
この数カ月ほど休みなしという 個人的には「異常事態」と呼べそうな怒涛の日々に ひょっこり数日ほど時間ができた。 もろもろがうまく運べば、ひょっとして…と願いつつ、 でも自力だけではそれはかなわないので、せめて 自力でできる日々の仕事は懸命に黙々とやっていたら、 いくつかの幸運が突如として重なり、願いが叶った。 まぎれもなく、これは「すすめ」の兆し。 いざ、南下。ハート形の島へ。 . . . 本文を読む

海と大地の宝石:シベリア鉄道みやげのキャビア&いちじくワイン煮

2010-09-27 23:56:28 | 食/おいしいもの(到来)
カメルーンから2年ぶりにかえってきたチャリさんと 再会を果たした晩のこと。 シベリア鉄道の旅にでた叔父上のおみやげ、といって チャリさんがロシアのキャビアをだしてくれた。 瓶をあけると、魅惑的にかがやく黒い粒がぎっしり。 なのにその日のわたしときたら 仕事におわれて夕餉の支度も満足にできず、 なんちゃってパエリアを特急でつくってお茶を濁すありさま。 (キャビアよごめん) カマンベールチー . . . 本文を読む

山形の地酒:三十六人衆で祝う

2010-09-26 23:59:44 | 食/おいしいもの
過日のこと。 都内での打ちあわせの後、ハナさんと合流。 いろいろ話があるからだったけれど、 折りしもハナさんの仕事がひと区切りしたばかり。 これはやはり、なにはともあれ、まずは喜びたい。 といっても仕事後に合流するんだから大したことはできない。 そこで、おいしい食材をそろえてみた。 鎌倉は鈴木豆腐店の木綿豆腐と、 この日のためにとっておいた、到来品の、つと納豆。 その日のとれたてミニトマトに . . . 本文を読む

変化おそれぬ伝統:京菓子・渋皮栗包み

2010-09-25 23:59:59 | 食/おいしいもの(到来)
根がはえたように机の前に座する日々がつづくと 遠方からの到来品があるから不思議だ。 この日いただいたのは 京菓子司・俵屋吉富の渋皮栗包み。 「俵屋吉富の由来」をみると、 伝承の暦は1755年にさかのぼるらしい。 「…創業以来、京都御所の北西の辺…にあって、 代々禁裏誤用つとめる菓子司として格付けされ… その後、今日に至るまで、絶えず新しさを追 . . . 本文を読む

輪郭くっきり:仲秋の名月

2010-09-23 02:14:32 | 日記
暑くてあけはなった窓からみえる外の景色が 暗闇のなかでもしらじら輝いている。 外にでて空を仰ぐと、なんだかこれは満月のような? しらべてみると、 今日23日の18時17分に月が満ちるとか。 仲秋の名月だ。 天気予報では今晩から雨模様といっていたけど、 雨が月に遠慮したのだろうか。 雲ひとつないすっきりした夜空に、輪郭もくっきり満月が輝く。 暑さ寒さも彼岸までというのに…と この時ならぬ暑さを . . . 本文を読む

海と大地と太陽と:ハワイからカメルーンから

2010-09-22 23:38:41 | 世界
いろんなことが重なって、もう挫けてしまいたい。 でも挫けている場合じゃない。 とはいえ、ワインやお茶でリラックス、にも限度がある。 さて、どうしよう? そんなとき、郵便うけに手紙がとどいた。消印はホノルル。 封をきると、ハワイの作家の手による版画のカードが。 太陽を背にした人がモチーフだ。 太陽と風をかんじる躍動的な構図に、生きるちからが充満。 なのに、色がブラウンだからか、ぎらぎらしてなくて . . . 本文を読む

ゆったりしたい時に:フルーツジェリフィエと蓮の花茶

2010-09-20 22:03:17 | 食/おいしいもの(到来)
ゆったりした気分になりたくて、食後に蓮の花のお茶をいれてみた。 何とも不思議ないい香り。リラクゼーションや瞑想にいいと聞く。 先日いただいたフルーツジェリフィエを添えて。 この菓子はクールな小箱に詰められていて、 フタをあけると、いろいろな果実でできたものが彩りよく並ぶ。 袋からだして眺めれば、ひと粒ひと粒の輝きも際だつ。 きょうはローズとアプリコットをえらんだ。 手 . . . 本文を読む

ロシアの伝統工芸品:ベレスタとロシア蜂蜜

2010-09-18 23:59:53 | 世界
朝ご飯に蜂蜜トーストをたべていたら ロシア蜂蜜をおもいだした。 「ロシア蜂蜜」といわれても 「なんのこと?」と思う方も多いかもしれない。 要はロシア産の蜂蜜。わたしが味わったのは、 とても糖度が高く、ひとくちで大満足という品だった。 しかも器がふるっている。 これは、なんと白樺の樹皮でできているという。 白樺の表皮を何枚も重ねて圧縮し、それに 模様を彫刻した木やゴムなどの型を押しつけ、 . . . 本文を読む

行き先は青空:こころ散歩

2010-09-17 02:59:20 | 空/海/花
あたまにリラックスが必要な気分。 こころ散歩にでかけてみよう。 行き先は、ひろい青空。 おひさまのチカラと のびやかな雲も感じたい。 …よし、だいじょうぶ。糸をゆるめて、もうひと粘り。 . . . 本文を読む

桜咲く日本の古城:備前の大手まんじゅう

2010-09-15 23:59:08 | 食/おいしいもの(到来)
岡山の大手まんじゅうをいただいた。 わたしはこの菓子とは初対面。 どんなお菓子なのかと説明をよむと、 麹から甘酒をつくり、それをもとにまんじゅうをつくったものらしいと知れた。 麹つくりから始める菓子づくりって、スゴすぎ…。 そんな驚愕の思いで箱をながめる。 なんだか潔い印象のデザインだな、と思いつつフタをあけると、 一転して可憐な印象があらわれるから不思議だ。 トータル . . . 本文を読む

聞き覚えのあるピアノ

2010-09-13 23:59:46 | 日記
数年前のある日の昼下がり。 開けはなった窓から聞こえてきた、隣のテレビの音。 いつもの「のど自慢」でなく珍しくピアノの演奏。 耳にはいるまま、聞くともなく聴く。 …と、そのピアノにきき覚えがある気がしてきた。 「もしや?」 あわてて自宅のテレビをつけ、チャンネルを回す。 懐かしい顔が一台のピアノを弾いていた。 白いシャツと黒いシャツを着た男性2人。 評判になっているらしいと風の便りには聴いていた . . . 本文を読む

能登から届いた「キュウリのおばけ」

2010-09-11 22:29:36 | 珠洲:陸(おか)もの
能登半島の先端から野菜がとどいた。 箱をあけると、かぼちゃ・ジャガイモ類がゴロゴロ。 「キュウリのお化けみたいなのも入れたから」 といわれていたので、どんなお化けがくるのかと思いきや、 あまりに愛らしい風貌だったので、写真をとることにした。 せっかく撮るんだから、この形を活かしたいなあ… と、野菜で顔を描いてみる。 このスマイルの口が「キュウリのお化け」。 実はカボチャで、 . . . 本文を読む

フィンランドの干茸:スッピロバハベロでパスタ

2010-09-09 23:41:03 | 食/おいしいもの(到来)
今やらせていただいている仕事が、あまりにも面白い。 しかも「こういう人の協力を得られれば更によいものになるはず」 と思った人の協力をえられることになり、楽しさ倍増。 さいわい先方も楽しんでくださっている様子で、 それがわたしの楽しさをさらに増幅させてもいる。 脳細胞がこんなに喜んでいる感覚は、久しぶりかも? 夢中になっていたら、いつの間にか日も暮れていた。 そういえばお腹も空いている。 こんなと . . . 本文を読む

和食の配色美/ベルベットなウンダーベルグ・山崎・桃

2010-09-08 23:59:47 | 食/おいしいもの(お店)
バタバタしていて、手抜き料理がつづいている。 色んなときがあって当たり前だから そういうときがあってももちろんよし。 とはいえ、気もちのいい人と美味しい食事を楽しむときの ゆったりした気分を思い出したい気もする。 そこで、例によって写真で追体験をしてみることに。 9月になったというのに盛夏のように激しい陽ざしのある日、 都内でみっちり打ちあわせをしたあと 「サクッとご飯」に連れていっていただい . . . 本文を読む

おおらかに緻密に:鎌倉・大仏でとりもどす

2010-09-06 21:58:05 | 日記
ぷらっと遊びにいきたい。でもいまは無理。 せめて写真で追体験しようと、鎌倉の大仏さまを眺めてみる。 濃い緑の山を背に、どっしり悠然とたたずむ姿が、いい。 おおらかなこころを、少しとりもどせたような? そのこころで、緻密な仕事にもどろう。 チマチマしそうになったら、またドーンとしたものを眺めることにして。 . . . 本文を読む

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