かなり用心して過ごしてきたつもりなのに、
悲しいかな、とうとう風邪をひいてしまった。
明日は『祝の島』の座談会で司会をさせていただく予定なのに
なんでこのタイミング?
さいわい熱はないし頭痛もない。
ただ、のどが痛くて声がおかしい。ややもすると咳きこむ。
今日は声を出さないぞ。
どうしても話さなければならないときは、ひそひそ声で。
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発売中の『週刊金曜日』777号の「きんようぶんか 読書」欄に
『国策のまちおこし 基地の島 沖縄 嘉手納からの報告』
(渡辺豪 2007 凱風社)の書評が掲載されていた。
わたし自身は、オーバーワークがつづいて
渡辺さんの新著をまだ読みおえていないので
内容についてコメントできる段階でないのだけれど、
『週刊金曜日』で書評をみかけたこの機会に、ご紹介。
著者の渡辺さんは、
「『アメとムチ』 . . . 本文を読む
能登から、山ほどの野菜をいただいた。
うち、ダンボール1箱分は、ほとんど柿。
売りものにならない柿とか、庭柿とか。
実はこれがこの秋の何箱目にあたるか
すぐには思い出せないのだけれど、何回目でもうれしい。
このところ朝食は柿を1個たべることが多いので
これだけ柿を頂戴しても、ダブつくことがない。
でも、この庭柿をもらうと、じゃあ漬物や干し柿などにも
柿をつかってみるか、と気が大きくなる。
と . . . 本文を読む
纐纈(はなぶさ)あや監督のインタビュー記事を、
今日11月27日発売の『週刊金曜日』に掲載していただいた。
目次は以下から。
http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php
監督は、東京から瀬戸内海の祝島(いわいしま)へかよい
ドキュメンタリー映画『祝(ほうり)の島』を撮影中の女性。
上関(かみのせき)原発の予定地対岸に . . . 本文を読む
2009年のボジョレヌーボーが到来。 蔵直ワインの専門店・ヴィノスやまざきが、 南フランスの蔵元ドメーヌ=ラ=グラーブに足をはこんで 直接買いつけたという、赤ワインのヌーボー。 ちょうどカマンベールチーズと塩漬けオリーブがあるので、 それと一緒にのもう。…期待に胸たかまる。 外出したついでに、 フォルマ帝塚山のスモークチーズケーキも買ってみた。 日本で売ってるふつうのカマンベ . . . 本文を読む
きょうの帰り道。
混んだ電車のなかで、たまたま優先席の前にたっていたら、
なんと席を譲られてしまった…。
優先席にすわっていた人が下車して空席になったので、
その前にたっていた男性が、隣にたっている私にむかって
「どうぞ」と譲ってくれたのだけれど、
優先席を譲られて、さすがに「どうも」と座りこむわけにもいかず、
絶句してしまった。
でも、「わたしは次でおりるので」とその男性(私より年長にみえた . . . 本文を読む
紅葉をさがしにいった。
冴え冴えとした空気がおいしい。
胸いっぱいに吸いこむと、背筋がのびるよう。
朱も黄も美しい。グラデーションもいい。
陽射しが透ける葉をしたから眺めるのも素敵。
すぎゆく秋を惜しんで、できるだけ外を歩きたい季節だ。 . . . 本文を読む
母の誕生祝いの会食を妹が企画してくれたので、 午前中から仕事をして、午後は茅ケ崎へかけつけた。 行き先は、茅ヶ崎海岸から目と鼻の先の「河童」。 一人できりもりしている小さなお店と聞いていたので タクシーの運転手さんに見せる地図まで用意していったのだけれど、 運転手さんは「あ、河童ね。1日2組しか予約をとらないお店でしょ」 といって、地図を見せるまでもなくスイスイと車を走らせた。 この看板が . . . 本文を読む
原発立地とジェンダーについて改めて考えたいと思っている。 このトピックで話した内容を記事にしていただいたものがあるので、 現段階でのわたしの問題意識の一部をそこから抜粋しておく。 ************************** 「開発」に揺れる地域で、聞こえない声を聞く ―女性・子ども・高齢者の視点から見た原発問題― 珠洲市の原発代理戦争 本来なら、国の原子力政策をすすめる政治家・行政官 . . . 本文を読む
先日、中央大学の中澤秀雄さんの新刊『環境の社会学』
(関礼子・丸山康司・田中求との共著・有斐閣)が届いた。
有斐閣アルマシリーズの1冊である本書が想定する読者は、
完全な白紙の学生だとか。環境や社会に興味をもったら
まずは手にしてもらいたい一冊だ。あとがきには、
…漠然と出回っている「常識らしきもの」…を
壊してゆくことは、社会学が伝統的に得意としてきたところであり、
そ . . . 本文を読む
さいきん驚いたこと。 地下鉄丸の内線の東京駅のホームに いつのまにかスクリーンが何台も設置されていたこと。 「東京駅」と駅名を表示する看板のあいだに、 それとほぼ同じサイズのこういうスクリーンが並び、 動画をうつしだし、音をだす。電車をまつ身が、 テレビコマーシャルを見させられている状態になってしまう。 移動時間は考えるか休むか資料を読んでいるので、 移動空間に主張する音が充満している事態 . . . 本文を読む
オバマ大統領が来日し、鳩山首相と共同記者会見をする
というので、先日は久しぶりにテレビをつけてみた。
会談は予定より長引いたみたいだけど、何を話していたんだろう。
ところで、わたしの学び舎のひとつ、ジェンダーコロキアムでも
次回のテーマはオバマさん。タイムリーな話題でもあり、
せっかくだから以下にご案内。
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2009年度 第10回ジェンダーコロキアム
(東京大学文学部社会学研究室「階 . . . 本文を読む
うれしい到来品あり。 蓋をあけると、 フィナンシェがはいっていた。 うーん、おいしそう。 ところで、フィナンシェってどんなお菓子? 説明をみると、 「金塊の型をしたフランスの伝統的な焼き菓子。 上質のアーモンドパウダーにフレッシュなバターを ていねいに焦がし、香りと色を引き立てました」 とある。フランスの金塊はこういう型だったみたい。 コーヒーを淹れるか、紅茶にするか、迷うところ . . . 本文を読む
新江ノ島水族館で「えれきてる 電気魚」展をやっている。 世界の発電魚をあつめての11月末までの展示だけど、 12月25日まではデンキウナギの発電でクリスマスツリーを点灯させるとか。 クリスマスイベントに合わせるあたりが、なんだかなー という気がしないでもないが、とりあえず面白そう。 さかなが発電する電気が微笑ましくおもえるのは、 ヒトが発電する電気がゴリ押しの産物だから。 中国電力の原発予定 . . . 本文を読む
この秋は紹介したい本が次々と出ている。
なのに叶わないまま1ヶ月以上すぎ、
気がつくと街ではクリスマス商戦がはじまっていた。
この調子ではあっというまに今年が終わってしまう。
それは避けたい…。ということで、まずは
上野千鶴子さんの最新刊『男おひとりさま道』(法研)から。
本書は、ベストセラーとなった『おひとりさまの老後』のつづき。
女おひとりさまの話が面白かったから
男おひとりさまの話は . . . 本文を読む
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