2018年3月末。
上関原発の漁業補償金(祝島分・約10億8千万円)は「受けとらない」と山口県漁協の祝島支店(旧祝島漁協)が議決した会合の直後。
会合の会場から出てきた岡本さんが取材に応えて思いを語りました。
岡本さんはその道50年のベテラン漁師さん。祝島で漁協の運営委員長をつとめています。 原発をつくるには漁業補償をすることが必要な日本で祝島がそれを拒むのは18年前か . . . 本文を読む
1年前のいまごろ祝島ではヤズ(若手ブリ)豊漁という嬉しい日が続いていました。
ある日、祝島漁師のタミコさんに連れられ私も沖へ出てみました。
船を停めても錨は下ろさないまま釣り糸を海へ垂らしてアタリを待つ。私にとって初めての「流し釣り」。糸を持つ指先に集中しつつ同じように釣りをする他船と衝突しないよう常に周囲への注意も要る複雑な仕事です。タミコさんは次々に魚を釣りあげていてさすが・・・の一言。そ . . . 本文を読む
3月の祝島で、ひじき仕事を手伝わせていただく機会にめぐまれた。
干潮にあわせ鎌を手に磯へでて、ひじきを刈りとる作業は、
初心者に撮影の余裕があるとは思えず、カメラをおいてとりくんだ。
引き潮で姿をあらわした岩場をおおうように、ひじきが豊かに茂っている。
岩にはりついて生えているひじきは、しゃっきりと瑞々しい。
静かな磯でその株を刈りとっていくのは、想像以上に楽しかった。
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瀬戸内海の最後の楽園ともいわれる海域にうかぶ祝島から、
目のまえの海に育まれた、この春の幸(さち)をご紹介。
おりしもメバルの季節まっさかり。
中くらいのメバルは鱗をとってそのまま煮付けに。
加熱すると身がはぜる(はじける)のは、新鮮だから。
30センチもありそうな大きいメバルは刺身にした。
メバルもタイも刺身にできるようになったのが、わたしのささやかな喜びのひとつ。
と . . . 本文を読む
ある日、いつもお世話になっている漁師さんのひとりに漁につれていっていただいた。これまでタイミングがなかなか合わなくて何度も機会を逃していたので、念願の出漁。朝6時すぎに船に集合し、友だちとともに祝島港を出発した。
ご欄のとおり、わりと曇天。青空を仰げないのはやや残念でもあるけれどサングラスを忘れてきたので目のためには幸運かも。ちょっと風もでてきたので、早々にカイロをつけた。「まさか使うことは . . . 本文を読む
5月7日に放送された、テレビ朝日の 「報道 ドキュメンタリ宣言 ~原発計画に揺れる“奇跡の海” 島民は~」。 仕事の都合で見のがして、めちゃくちゃ残念だった。 再放送にも縁がなく、ああもう見ることができないかも、 オンデマンドサービスはあるのかないのかと思っていたら、 以下のURLで観ることができた。 http://www.youtube.com/watch?v=yybC . . . 本文を読む
祝島沖の海でスナメリをみた。 スナメリは小型のクジラ。 体長は160センチ程度、色は銀白。 水深50Mくらいまでの浅い海にすむという。 祝島周辺の海にいると聞いていたけれど、遭遇するのは初めて。 この日、移動中の船上で 「スナメリだ」といわれて遠くの海面に目を凝らす。 波がしらと見分けるのが難しいのだとか。 この日は凪ぎが幸いし、わたしもこの目で見た。 あわてて写真も撮ってみた。 海面から . . . 本文を読む
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