「バナナと電気と気候変動
わたしたちの欲望はどう作られているのか」というエッセイを
『女たちの21世紀』(アジア女性資料センター刊)の最新号
(2010年3月号)に掲載していただいた。
気候変動の問題が、日本に暮らすわたしたちにとっても
他人事ではないばかりか、足もとの問題だいうことを
書こうとこころみた。どうぞご笑覧ください。
おりしも、この号の特集は
「子ども・家族支援にジェンダー公 . . . 本文を読む
フィンランドからの郵便に貼ってあった切手が、おもしろい。
友だちがこの郵便をだしにいったとき
郵便局の人はおおうけして笑ってくれたとか。
もちろん、受けとったわたしだって、思わず笑ってしまった。
ブロッコリーやトマト、ニンジンといった写真の切手を買うと
目や口や足やリボンやケータイといったパーツのシールがついてくる。
それをつかって、切手を自由にカスタマイズできる、というわけ。
なんてた . . . 本文を読む
白神パン工房の「春の森」を買ってみた。 この工房は基本的な材料から厳選。 酵母は、白神こだま酵母(天然酵母)、 水は、白神山地の水、小麦は、国産小麦、 バターは北海道産バター、という具合。 白神こだま酵母とは、1997年に 工学博士・小玉健吉さんが白神山地でみつけた天然酵母。 マイナス50度でも生きているくらいだとかで、 低温でも活発に発酵するのが特徴のよう。 開封してみると、ライ麦 . . . 本文を読む
きょうの湘南。
青い空に煙のような薄雲がのびる。
陽ざしをうけて輝く川面。
風が冷たい海ぞい・川ぞいの桜はまだ。
でも海岸から10分もあるけば
日あたりのよい場所に満開のしだれ桜も(まだレアだけど)。
さらに歩くと、
日陰がちの場所の桜でも蕾ふくらみ3分咲きくらい。
つぎの週末までには、春爛漫? . . . 本文を読む
「『ニーズ中心の福祉社会へ:当事者主権の次世代福祉戦略』
(上野千鶴子・中西正司編、2008年)を読み解く」がとどいた。
同タイトルの公開シンポジウムを、
東北大学グローバルCOEプログラム
「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」の
東京大学社会科学研究所連携拠点が、
研究シリーズの第2号としてまとめたもの。
「はじめに」から、拠点リーダーの大沢真理さんの言葉をひこう。
** . . . 本文を読む
先日ちょうだいした、鎌倉の洋菓子屋・レザンジュのオレンジケーキ。 なんともいえない程、おしゃれシンプルな包装。 開封してみると… ケーキそのものも、とってもキュート。 でも、料理の究極の勝負どころは、なんといっても味だろう。 さっそく紅茶を淹れてティータイムにしよう。 茶葉は、いただきものの「丸子紅茶」。 日本の紅茶発祥の地・静岡の丸子(まりこ)で、 有機微生物農法で手 . . . 本文を読む
鎌倉の和菓子処・美鈴の3月の菓子が到来。 この店は、しる人ぞしる、かくれた老舗。 春には梅が、秋には萩が美しい花の寺・宝戒寺の脇、 通りからおくまった場所にたたずむ。 みっつの鈴をデザインした美鈴の包装紙。 包みをあけると、 3月の菓子・わらび餅をおさめた藍色の箱が。 毎月の菓子には、それぞれの月の歌が添えられる。 これが今月の歌。 「三月なら うるみをもてる木々の色よ 梢空 . . . 本文を読む
鎌倉にある洋菓子屋レ・ザンジュの ソフトクッキー「鎌倉の小石」をいただいた。 鎌倉の姉妹都市である南仏のニースには Baie Les Anges(天使の湾)とよばれる海があり、 直径3㎝くらいの平らな小石が海岸に敷きつめられているとか。 「鎌倉の小石」の名はこの小石にちなんだもの。 「お子様からお年寄りまで召し上がっていただけるように」と とても柔らかく、しっとりとした食感。 口にいれると . . . 本文を読む
はげしい風雨と雷をともなった春の嵐。
さいわい夜明けころには雷と雨はおさまった。
風がつよいものの陽ざしはもどり、奇跡的な天気回復。
きょうは、父の記念ミサ。
父が他界して30周年の今年、母の希望で記念ミサをすることに。
諸事情から、きょうがその日となった。
父も母もクリスチャンなので、法事はかなりイレギュラー。
三回忌まではやった記憶があるけれど、その後は
たしか20周年のときに「感謝のミサ . . . 本文を読む
江の島周辺をあるいていたら、みょうに人がおおい。
だいぶあたたかいし、おもえば連休初日。さもありなん。
ただ風だけはめっぽう強い。そのぶん空の色がいい感じ?
小田急線の片瀬江ノ島駅のまえに「katase食堂」という店が。
もしや映画『かもめ食堂』由来? …いつのまに?
こんど誰かが来訪したらいってみようか。
かつての松竹撮影所の近く、JR大船駅から徒歩圏エリアにも
「ここはかもめ食堂?」 . . . 本文を読む
能登半島の突端・珠洲市の仁江(にえ)にある 揚浜(あげはま)式塩田でつくった塩「能登のはま塩」をいただいた。 近世まで能登の主要産業のひとつだった製塩は時代とともにすたれ、 1993年には、つづけていたのがこの角花さん一軒だけ。 でも90年代後半に各地で地元志向の流れがおき、 珠洲でも、塩づくりを体験できる「道の駅 すず塩田村」や 角花さんのほかにもいくつかの揚浜塩田ができた。 塩田が連 . . . 本文を読む
3月4日-5日の2日間、グアテマラの首都
グアテマラ・シティで、グアテマラ内戦中の
性暴力についての民衆法廷がひらかれた。
内定していた会場(国立劇場、1500人収容)が
開催まぎわになって使えなくなり
急きょべつの会場を探さなければならなくなるなど、
直前になって問題もあったよう。
それでも、無事に開催にこぎつけることができたらしい。
法廷を傍聴した、日本ラテンアメリカ協力ネットワークの
新 . . . 本文を読む
ひさびさに渋谷のセンター街へ。
渋谷では、センター街から宇田川遊歩道へと抜けるのが
以前からわたしの好きなルート。
ここにはアジアを感じる。
どう見てもカオス。混沌以外の何ものにも見えない。
中越地震の復興支援をしている新潟の知人によれば、
「エネルギーは混乱から生まれる」とか。
復興への「気力」は整然とした支援からは生まれず
混乱しているけれど勢いのある支援からこそもたらされた、
とい . . . 本文を読む
このところ、縁あってふたたびアフリカな日々。
今回の仕事はおもにザンビア関連。
ザンビアってどこ? という人のため、少しご紹介を。
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ザンビアは、アフリカ南部にある国。
熱帯性気候だけれど、高地では過ごしやすい。
標高1200mの首都ルサカでは、
1月の平均気温は21℃、7月の平均気温は16℃。
世界的な銅の産地で、日本の10円玉にも使われているとか。
世界三大瀑布の一つ . . . 本文を読む
ローズマリーが新芽をつけていたので、摘んでみた。
さっそく葉をかるく水で洗って、お茶をいれてみよう。
『ハーブとアロマの楽しみ方』によれば
ローズマリーの葉でいれるお茶は
元気を回復させ、脳神経のはたらきを活発にし、
老化を予防する働きがあるらしい。
(表紙にある手前の葉がローズマリー)
受験生にお勧めのハーブだとか。
集中力がほしいわたしにも、いいかも。
作用がつよいから飲みすぎに注意、と . . . 本文を読む
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