湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

雪中の梅:鎌倉・美鈴さんの1月の菓子

2016-01-16 14:36:27 | 湘南:美鈴(鎌倉)
どうも体力の溜めが減っているのか隙あらば風邪を引くことを繰り返しています。 自分が治ってもまわりで風邪を引いているとけっきょく自分も風邪を引き直すパターンでしょうか。  この季節は大風邪になる危険が高いので最高度の警戒で速やかに全力で養生する効果かまだ大事には至っていないのが幸い。 とはいえ予定が万事、滞ってしまい、気を許すと、さすがに気持ちがへこんでくる…。 そこ . . . 本文を読む

気ぜわしい年の瀬に:鎌倉・美鈴の12月の菓子

2011-12-21 23:59:55 | 湘南:美鈴(鎌倉)
あれよあれよという間に年の瀬せまる。 万事スピードアップしていない気がするのに 気もちだけは忙(せわ)しくなるから困ったもの。 そんなときにありがたい、鎌倉の和菓子処・美鈴さんの今月の菓子をお裾わけいただいた。 燦々と陽が射すなかで見ると不思議な気持ちになるのは、 この菓子が屋根につもる雪をおもわせるから。 こちらの菓子には月ごとに方代の歌がそえられており、今月はこれ。↓ . . . 本文を読む

静謐をどうぞ:鎌倉・美鈴の11月の菓子「姫柿」

2011-11-20 23:58:24 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の老舗菓子処・美鈴さんの11月の菓子「姫柿」をいただいた。 来る日も来る日も落ちつきなく、せわしい思いでいる今秋のわたしにとって 待望ともよべる静謐(せいひつ)が到来してくれたのかも。 せっかくなので、この際たっぷり緑茶をいれ、銘々皿に2個とってみた。 うわずった時間の流れから、脱したいんだよなー。 . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴「蝶の谷戸」/山椒・春もみじ・ドウダンツツジ・苧環:3.11おさまらぬ地で

2011-04-17 22:35:49 | 湘南:美鈴(鎌倉)
そろそろ木の芽どき?  あわい期待もあってウロウロしてみたら、やはり。 思いがけず花もつけている。 ここの枝が花を咲かせるのは 記憶にある限りはじめてのような。 よく眺めてみた。 いつか琵琶湖のほとりでひろった野生の胡桃も芽吹いている。 播いたあとはほぼ完全放置なのに それでも春がくるたび新芽をつけるから律儀だ。 春もみじの陰影と 満開のドウダンツツジを . . . 本文を読む

紅梅花咲く/鎌倉・美鈴1月の菓子

2011-01-26 17:00:22 | 湘南:美鈴(鎌倉)
気がつくと紅梅が花を咲かせている。 いつのまに? そういえば鎌倉の菓子処・美鈴の1月の菓子は まさにこの紅梅のさまを思わせる品だった。 まだかすかだけれど、 瞳で舌で、春の訪れをかんじる。 今日もいい日だ。 . . . 本文を読む

姫柿:鎌倉・美鈴の11月の菓子

2010-11-29 23:47:42 | 湘南:美鈴(鎌倉)
気がつくと明日は11月末日。 これまで以上に怒涛のような日々で あっという間の一ヶ月だった。 もっとも、そんななかにも小休止はある。 そのひとつが、 鎌倉は美鈴の11月の菓子・姫柿の到来時。 美鈴の毎月の菓子はもう一通り紹介したので やめようかとも思ったものの、 これは特に愛らしくて好きなものなので、ふたたびご紹介。 下の写真は、菓子箱に添えられた今月の歌。 このときは夕食後だった . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴の8月の菓子:吹雪

2010-08-12 23:05:01 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の花の名所のひとつとして人気の宝戒寺ちかくに ひっそりたたずむ老舗の和菓子処・美鈴。 かつては 鶴岡八幡宮から朝比奈峠へむかう途中でひだりへ小路をおれた先に、 やはり小さな店をかまえていたという「みすず」。 当時の番頭さんが店をついで現在の地へうつったときに 漢字の「美鈴」にあらためたと聞く。 先代のころからこちらを贔屓にしておられる 近所の「おひとりさま」が、いまも 美鈴の月替わりの菓子 . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴の7月の菓子/ホオズキに涼む

2010-07-24 23:58:36 | 湘南:美鈴(鎌倉)
近所のおひとりさまから、今月もまた 鎌倉の老舗和菓子処・美鈴の菓子をお裾わけしていただいた。 こちらのお菓子は月がわり。 いつもその月の歌が添えられていて、 それをみるのも、ささやかな楽しみになっている。 7月の歌は、これ。例によって方代の詠んだ歌だ。 さて、今月はどんなお菓子だったかな? 蓋をあけてみると、 …そうだった、麦こがしのお菓子だった。 まわりの麦こがしは落 . . . 本文を読む

青梅:鎌倉・美鈴の6月の菓子

2010-06-27 23:55:56 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の宝戒寺ちかくの小路の先にある 老舗和菓子処・美鈴の6月の菓子「青梅」をいただいた。 この店の菓子は月ごとにかわる。 これを毎月とりよせている近所のおひとりさまが、 食べきれないからといつも半分わけてくださる。 美鈴は、菓子はもちろん美味しいが、 和菓子づくりで季節を表現しよう、 それを客に喜んでもらえたら、という職人の気持ちが、 包みや箱をふくめトータルでじわり伝わってくるところが、 . . . 本文を読む

昇鯉:鎌倉・美鈴の5月の菓子

2010-05-12 22:05:08 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉・宝戒寺ちかくの小路おくにある 老舗の和菓子処・美鈴の菓子を頂戴した。 5月の菓子は「昇鯉」。 包みをほどき、水色の紙箱のふたをあけると、 竹皮につつまれた求肥の菓子が。 もっちりした淡水色のところどころに蜜煮のささげ豆が散る。 ささげが鯉で、水色の求肥は水の流れか? こちらの毎月の菓子には その月の歌がそえられている。 今月の歌はこれ。  「さつきの空に   桐の花が咲 . . . 本文を読む

蝶の谷戸:鎌倉・美鈴の4月の菓子

2010-04-14 23:19:52 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉・宝戒寺ちかくの小路奥にある 老舗和菓子処・美鈴の菓子が到来した。 今月の菓子は「蝶の谷戸」。 美鈴の菓子にはいつもその月の歌が添えてある。 4月の歌は、これ。   もろともに聞きとむるべし   とうとうと樹木は春の   水あげてをる      方代 まるで、せわしない日々に彩りそえる春風のような菓子。 どんなふうに春風なのかというと…。 百聞は一見に如かず、蓋をあ . . . 本文を読む

わらび餅と再会:鎌倉・美鈴の3月の菓子

2010-03-23 17:59:59 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の和菓子処・美鈴の3月の菓子が到来。 この店は、しる人ぞしる、かくれた老舗。 春には梅が、秋には萩が美しい花の寺・宝戒寺の脇、 通りからおくまった場所にたたずむ。 みっつの鈴をデザインした美鈴の包装紙。 包みをあけると、 3月の菓子・わらび餅をおさめた藍色の箱が。 毎月の菓子には、それぞれの月の歌が添えられる。 これが今月の歌。 「三月なら うるみをもてる木々の色よ  梢空 . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴の2月の菓子/満開紅梅・開花白梅

2010-02-26 23:17:26 | 湘南:美鈴(鎌倉)
気がつけば2月も、のこすところ数日。 …と思っていたら、美鈴の2月の菓子が到来。 美鈴は、鎌倉の宝戒寺のよこにある 創業30数年の上生御菓子店。 「甘葛会」にはいると、 季節感あふれる和菓子が毎月とどく(地域限定)。 ご近所の「おひとりさま」が美鈴の長年のフアンで、 ありがたいことに毎月おすそ分けしてくださる。 いつも、菓子箱のうえに、その月の歌がそえてある。 2月の歌はこ . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴の1月の菓子

2010-01-17 20:16:11 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の宝戒寺のよこにある 創業30数年の上生御菓子店、 「美鈴」の1月の菓子が到来した。 ここは、月ごとに菓子がかわる季節感が身上。 鶴岡八幡宮の茶会などにおろしているらしい。 「甘葛会」にはいると季節感あふれる和菓子が 毎月とどけられる(地域限定)。 近所の「おひとりさま」が入会していて、 ありがたいことに、毎月おすそ分けしてくださる。 箱のうえをみれば、その月の歌が。 今月の歌は: . . . 本文を読む

鎌倉・美鈴の12月の菓子

2009-12-18 15:21:16 | 湘南:美鈴(鎌倉)
鎌倉の宝戒寺のよこにある菓子処・美鈴の 12月の菓子をおすそ分けしていただいた。 これは、毎月の菓子のなかでも特に好きなもののひとつ。 包みをひらくと、こういう感じ。 雪のつもった茅葺屋根、を和菓子で再現。 せっかくだからおいしい緑茶を淹れたいけど、 今日はそこまで頑張れないから さっき淹れたカモマイル茶でよしとしよう。…ま、こういう時もある。 それにしても、このタ . . . 本文を読む

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