東電の福島第一原発事故から、まだ2年に満たない、2013年1月。
国会では自民党の安倍首相が、所信表明演説。
首相のおひざ元の山口では、原発計画をめぐって、電力会社と県がゴソゴソ。
***************(2013年1月31日 中国新聞)
上関埋め立て 4度目の補足説明 中電側に求める 免許延長で山口県
山口県上関町の上関原発建設予定地の埋め立て免 . . . 本文を読む
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上関原発計画埋め立て免許延長申請、中国電が3回目補足説明
(2013/1/29 0:53 日経新聞)
中国電力の上関原発(山口県上関町)建設予定地の
埋め立て免許延長申請について、山口県は28日、
同社から3度目の補足説明の回答を受け取った。
原発の主要 施設を当初設計より高い位置に変更する計画の
詳細などを説明した内容とみられる。
県が申請についての可否を示すのは、 . . . 本文を読む
先日、柳井でお目にかかった方から、
わかれ際に「翁(おきな)あめ」なる品を頂戴した。
帰宅して包みをひらくと、なんとも福々しいお顔があらわれた。
さらに蓋をあけてみると
半透明の菓子が整然とならんでいて、凛としたたたずまい。
かつて名優が舞台前にこれを口にするのが常だったというから
のどを滑らかにするのだろうか。
暖かい店内に身をやすめ、一緒にお茶をいただきながら、
冬の空 . . . 本文を読む
正月そうそう体調をくずして寝こんでしまい、しばらく冬眠状態だった。
ここまで状態が悪くなったのは、2011年の4月以来かも。
あのときは1カ月の静養を余儀なくされたけれど、
今回はそれより早く復調したのが幸い。
今月の予定は大幅に狂ったけれど、そのためにむしろ吉に転じたこともあった。
幸不幸は、いちがいには言えないみたい。
というわけで、かなり遅ればせながら、わたしの2 . . . 本文を読む
1月は「かんぴょう」づくりの季節。
寒干し大根を祝島では「かんぴょう」と呼ぶ。
薄切りにした大根をたくさん載せた笊(ざる)が、あちこちに並んでいる。
大根の香りがただようのも、なんとも言えないし、
年期の入った竹笊(たけざる)が現役で活躍していることにも、愛をかんじる。
大好きな風物詩のひとつだ。
「かんぴょう」は、首都圏で出まわっている切干大根とくらべると、一切れが厚く大きめ . . . 本文を読む
2012年のすえから2013年はじめの祝島。
アジが豊漁だったようで、一本釣りのアジを、私もなんどもいただいた。
このアジの輝きを見てほしい。
(いつもどうり、もちろん無添加。素人撮影。写真加工なし)。
これぞ、島の人びとが「宝の海」、「いのちの海」と呼ぶ海の、おおいなる恵み。
それは、たまたま現在(いま)まで残されたものではなく、
島人たちが、いのちがけで伝えつづ . . . 本文を読む
まだ正月気分がのこる、それも金曜日をねらったかのように、
2013年1月4日、こんなニュースが飛びこんできた。
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上関原発建設計画、県が再度補足説明求める
上関原発建設計画をめぐって、
中国電力が海の埋め立て免許の延長を県に申請している問題で、
県は中国電力にまたも補足説明を求めました。(中略)今回は3回目で
最終的な判断は今月末にずれ込む見通しと . . . 本文を読む
正月のお飾りが瑞々しいある日。
波止(はと)ちかくを歩いていたら、いつもの漁師さんとバッタリ。
初漁からもどったところだった。
真鯛がけっこう釣れたという。
生簀(いけす)を見せてもらうと、わらわら泳いでいる。
いつみても、真鯛のウロコは本当に美しい。
西陣織は真鯛の美を再現しようとしたのじゃないかとさえ思う。
大きな真鯛を網ですくい、 . . . 本文を読む
初春のおよろこびを申しあげます。
(ビワの葉と花のむこうに見える、対岸の長島の先っちょの田ノ浦の、
山の削られた部分が、上関原発の予定地です。2013年1月1日はこんな様子)
午後から、ちょっとした山歩きを楽しみつつ、祝島の行者堂(ぎょうじゃどう)へ。
この日の朝は山に雪がうっすら積っていたそうですが、午後には、もう雪はとけていました。
路傍でみつけた冬イチゴ。
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