快晴の日、富士山のちかくをとおった。
背中に雲を背負って、なんだか躍動感ある富士。
できるならその勢いを借りて、年内の仕事をぶじに終わらせたい。
大掃除はだいぶ前に放棄したけれど、この師走は小掃除もあきらめた。
年賀状は元日に書くことになるかもしれない。
新春気分で、きっと、それもまたよし。
2010年は今日をいれてもあと3日。
大丈夫か、わたし?
…いやいや、大丈夫、大丈夫。 . . . 本文を読む
空が晴れわたり あちこちに釣り客の姿がみえた、すこし前の日曜日。 瀬戸内海の西の入口ちかくにあるハート形の島・祝島(いわいしま)の 沖にあらわれた、どでかい作業台船(台船)。 祝島の漁船(手前)が台船(奥)のまえに来て抗議をすると、 すかさず海上保安庁(真ん中)の船があいだに割ってはいる。 台船を動かした中国電力(中電)も、船を数隻チャーターして来ている。 中電が台船を動かし . . . 本文を読む
祝島の周辺海域に最後まで残っていた中電のクレーン台船1隻が、 26日、山口県の下松へと去った。 せめて年内は、ひとまず小休止となりますように。 祝島(いわいしま)の山道から眺めた天と地と海。 写真の陸地部分の中央に近いあたり、 白っぽくみえるのが上関原発予定地・田ノ浦の浜。 . . . 本文を読む
暮れも押しせまったある日、 事情が許したのですこし散歩へでた。 風の強い日だったけれど空は晴れわたって清々しい。 凛とした空気のなかで花の美しさがが際立つ。 祝島の特産品のひとつであるビワも花をつけていた。 ビワといえば、果実を食べるのも美味しいし、 日本のハーブティとも呼べそうなビワの葉茶も、 心身ともにほっこりする。 古来からビワの葉にはさまざまな薬効があるといわれ 疲労回復にも有効 . . . 本文を読む
ある日の夕方、晩のおかずに 祝島(いわいしま)特産の石豆腐の煮込みをつくるのを手伝い、 レシピを伝授してもらう。 <石豆腐の煮込み> 1)鶏肉を一口大くらいに、大根・ニンジンは乱切りに、 ごぼう(あれば竹輪や天ぷら=さつま揚げも)は斜め切りにする。 こんにゃくは表面に隠し包丁を入れてから手で一口大にちぎる。 小芋は皮をむく。 2)なべに油を入れ、鶏肉から順にいためていく。 3)火が入ってきたら . . . 本文を読む
中国電力がうごかした台船が 原発建設のため埋めたて予定の海域周辺からはひとまず帰った日。 波止の近くを歩いていると、自転車のカゴにタイ(鯛)がいた。 「そこで焼いてもらいんさい」 タイをもってきてくれたNさんの声にうながされ、 祝島のイケてる兄さんたちが集う船小屋へ。 さっそく焼いてもらって、ついでにビールもご馳走になる。 いつのまにかメバルも加わり、なんとも豪快なBBQのはじまり。 . . . 本文を読む
波が高いある朝、 瀬戸内海にうかぶハート形の島・祝島(いわいしま)で 行者堂(ぎょうじゃどう)と呼ばれる山上のお堂にかざる しめ縄づくりがあった。 まず、 藁(わら)の束の切り口から15センチほどの部分に 海水をかけ、木槌でたたく。 まんべんなく叩けるように 少しずつ藁束をまわすのがコツみたい。 次に藁をきれいにする。 裂けたところから表皮(?)を剥いたり 途中で切れている藁を取り除いたり . . . 本文を読む
今日発売の『週刊金曜日』に記事を掲載していただいた。
「上関町祝島沖の原発建設問題 中電の作業台船に住民ら抗議」
お近くに書店のある方は、ぜひお手にとってくださると嬉しい。
あいにく本屋さんが遠い方は、
幸いこの記事は週刊金曜日公式サイトからも見ることができるので
以下のURLからどうぞ。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_ki . . . 本文を読む
この秋は便りが多い。
電子メールもうれしいけれど、
郵便で届く絵葉書や手紙はひときわ嬉しい気がする。
世界最北の町へいった友からは、
北極圏で魚を干している写真の絵葉書がとどいた。
わたしはといえば、
この秋なんどめかの南下で、イカ干しに遭遇。
地球の北でも、南でも、海の幸を干している。
南の干しイカは美味かった。
北の干し魚もきっと美味しいだろう。 . . . 本文を読む
ある週末、
親友のトキさんの音頭で気のおけない友たちがあつまった。
まずはビールを飲みつつ、
料理人は料理をはじめ、そうでない人はつまみを食べはじめ。
この日はケイさんがパスタを作ってくれるというので、
「洋食を味わう日」。
程よいタイミングで、アメリカはオレゴン州のワイナリーから
トキさんが持ち帰った赤ワインが開封される。
オレゴンといえば、ピノ・ノワール。文句なしの美味しさ。
ケ . . . 本文を読む
例年、秋の朝ごはんは、能登半島の突端・珠洲(すず)の柿。 今年はそれに祝島のみかんがくわわった。 10月下旬にいったときに、 いろんな方々から頂戴した祝島のみかん。 ちょうど、みどり色からみかん色に変わっていく頃で、 その微妙な色あいが、なんともなんとも。 惚れ惚れして、おもわず並べて写真を1枚。 これは11月中旬にいただいた祝島のみかん。 10月下旬の頃のものよりも本格的なみかん色にな . . . 本文を読む
中国電力が今日また作業台船を動かした。 山口県上関町祝島沖の田ノ浦へむけて。 そこに原発をつくるため、まずはその海を埋め立てようと。 *** *** *** 今年の9月、10月、11月と、 中国電力は1年以上にわたってストップしている 上関原発建設のための埋め立て工事の再開を、 何度も強行しようとしてきました。 そのたびに、 約10億8000万円の漁業補償金の受け取りを拒否して、 . . . 本文を読む
なんだか今年はタイづいている。 魚偏の「鯛」にも、「タイランドThailand」という国名の「タイ」にも。 魚のタイは、食す機会に恵まれることが多いからわかるものの、 国の「タイ」にはまだ行ったことがないのに 縁を感じることが重なるから不思議だ。 そんな気分だった先日、 夕ご飯に何たべたい? となったので、迷わずタイ料理をリクエスト。 飲み物はもちろん、タイのビール。 (たぶん)はじめてみるチ . . . 本文を読む
能登半島の突端から大きな箱がとどいた。 あけると、ゴロゴロゴロッと山ほどの野菜が。 うれしくって、さっそくとりだして、まずは並べて鑑賞。 キャベツは葉脈もくっきり、色つやよく新鮮で美しい。 葉っぱのついたニンジンも嬉しいことこの上なし。 夏にラップランドで庭の畑の間引き野菜を食べていたとき、 新鮮なとれたてニンジンの葉は、ソテーにしても、 カレーの煮込み最終段階で刻んでいれも、ヒットだった。 . . . 本文を読む
鎌倉の手作り洋菓子屋・レザンジュのケーキが到来。 大雑把にいうと、左上から時計まわりで チーズ系・フルーツ系・チョコ系のケーキ。 このなかで食べたことがないのはチョコ系のケーキだけど チーズ系は基本的に好きだし、 ミルフィーユのように生地を重ねてあるこのフルーツ系のケーキも 甘さもボリュームもわたし好みの適度さで…と、 どれにするか迷うところ。 持ってきた主もやはり迷ったみ . . . 本文を読む
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