この国が気持ちわるい。
電力会社や政治家や御用学者や御用タレントをはじめ原発震災をまねいた張本人は言うまでもなく、
それを「無関心」で見のがしてきた「善意」の「知識人」「文化人」市井の人のその後の態度や言動もふくめ、
いまの状況が、わたしにはどうも気持ちわるい。
この気持ちわるい国で生まれ育ち、それなりに正気をたもっている自分自身も、我ながら奇怪におもえる。
この気持ち悪 . . . 本文を読む
クリスチャンが圧倒的に少数派な日本では
師走のせわしないなかでクリスマスに休むことは難しいんだな…と知ったのは20歳代の後半のころだった。
お盆や正月が多くの人にとって休みをとりやすいことを思うと、イマイチ腑におちない。
仏教徒にはお盆休み、クリスチャンにはクリスマス休暇、みたいな配慮があってもいいのにと思っていた。
今年はめずらしく、クリスマスが日曜日。
そのせいもあって . . . 本文を読む
あれよあれよという間に年の瀬せまる。
万事スピードアップしていない気がするのに
気もちだけは忙(せわ)しくなるから困ったもの。
そんなときにありがたい、鎌倉の和菓子処・美鈴さんの今月の菓子をお裾わけいただいた。
燦々と陽が射すなかで見ると不思議な気持ちになるのは、
この菓子が屋根につもる雪をおもわせるから。
こちらの菓子には月ごとに方代の歌がそえられており、今月はこれ。↓ . . . 本文を読む
太平洋側に位置する湘南の12月は
気温は日ごとに下がるものの、陽射しがあれば日中はまずまずあたたか。
そんな午後、ひさしぶりに鎌倉山の「ユスラウメ」へ出かけた。
このお店は、いさぎよい。
吟味した材料で、限られた種類の菓子を焼き、この地での提供に適した期間に営業する。
というわけで、たとえば真夏の暑いころは長めのお休みとなる。
こちらのクルミパイとアップルパイが、とくにお気にいり。 . . . 本文を読む
いつのまにか師走いり…と思っていたら
あれよあれよという間に日がめくれてゆくからコワイ。
なんとか年が暮れるまえに集まろうと、冬晴れのある午後、久しぶりにゴージャスBBQ。
例によって最寄り駅からの散歩を楽しみつつ向かったので、
着いたらまずはビールで渇きをいやし、ついでに塩ゆで落花生をつまむ。
屋外ではダッチオーブンで何やら焼いているらしく、炭の香りが心地よい。
そ . . . 本文を読む
かなり常識的な、でもこの国ではむしろ画期的かもしれないニュースがはいってきた。
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「もんじゅ:来年度の試運転見送り・・・文科相方針
2011年12月13日 12時52分 更新:12月13日 13時5分
中川正春文部科学相は13日の閣議後会見で、
高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の来年度の試運転に必要な費用について
「(国会などの事業仕分けで)いろいろな指摘 . . . 本文を読む
朝刊を手にとると、上野千鶴子さんの写真が目に飛びこんできた。
一面に記事掲載で、今日は最初に対面した人間が上野さんとあいなった。
「3・11から 女性の視点―下―
急なかじ切り 知恵必要 東大名誉教授 上野千鶴子さん」
(東京新聞2011年12月9日朝刊)
残念ながらウェブにはないみたいなので以下に一部抜粋してご紹介。
(ぜひ全文を読まれることをお勧 . . . 本文を読む
ある日、波止まえの小屋に切りたての青竹が立てかけてあった。
陽の光のもとで、Sさんが竹をほそながい板状に細工している。
何をしているのかと尋ねると、熊手をつくるのだという。
使うのは、この道具。
板に、長めの木の棒を横づけし、その一端に木の棒を縦づけしたものだ。
ほそながい板状にした竹の、先から10センチくらいの場所を火であぶり、
この道具をもちいて竹板を曲げていく。
したの . . . 本文を読む
秋の初めころだったか
「ヤズ(若いブリ)をさばくのが一番むずかしい」といったら
「なに? ヤズが一番みやすい(簡単?)んじゃ」といわれた。
え?? 鯛は(太刀魚ほどではないとはいえ)平たいから
まな板のうえで安定よく、あつかいやすく感じるけれど、
ヤズはやや筒状だから安定が悪く、ヌメリもつよくて難しい
・・・とおもっていたのに、まさか「一番みやすい」なんて。
&nbs . . . 本文を読む
今日12月2日発売の週刊金曜日に記事を掲載していただいた。
原発「あり」「なし」双方を検討 上関で「地域ビジョン検討会」
よかったら、どうぞお手にとってみてください。
・・・それにしても、あっというまに師走でおどろく。
しかも師走にはいった途端に冷えこんで、いよいよ冬到来、かも。 . . . 本文を読む
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