能登半島の先端・珠洲(すず)に暮らす漁師の友だちから 活きのよいさざえが届いた。 さざえはわたしの大好物。 能登の海で、さざえの刺身を初めて食べたときの感動は忘れられない。 こんな美味しいものがこの世にあるのかと思った。 目のまえの海でとったさざえを刺身で食すのが最高の幸せだけど、 湘南にいると、なかなかそうもいかない。ただ、 ありがたいことに能登からさざえを送っていただくことがあり、 ほ . . . 本文を読む
発売中の『週刊金曜日』804号に
「あなたは0.何票? 検索イベント」の記事を掲載していただいた。
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この記事は以下のURLからご覧いただくこともできるので
どうぞご高覧ください。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=1156
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ところで、この『週刊金曜日』6月25日発売号の特集は、やはり . . . 本文を読む
ねじばな(別名もじずり)の花が咲いている。
地面から15~30センチの高さに伸びる茎に
薄紅色の小さな花がつらなって、ネジを思わせる螺旋状に咲く。
この可憐な花が、ねじれて咲く、というあたりがミソ。
まっすぐ咲いていたら、もしかしたら
この花はここまで好まれなかったかもしれない。
右巻きも左巻もありそれは個体差というのも、ツボにハマる。
…あくまで人間の眼からみてのことだけれど、
こ . . . 本文を読む
鎌倉の宝戒寺ちかくの小路の先にある 老舗和菓子処・美鈴の6月の菓子「青梅」をいただいた。 この店の菓子は月ごとにかわる。 これを毎月とりよせている近所のおひとりさまが、 食べきれないからといつも半分わけてくださる。 美鈴は、菓子はもちろん美味しいが、 和菓子づくりで季節を表現しよう、 それを客に喜んでもらえたら、という職人の気持ちが、 包みや箱をふくめトータルでじわり伝わってくるところが、 . . . 本文を読む
空を眺めてみた。
きれいで、
透明で、
ひろい。
空にココロはあるんだろうか。
天気や色や雲は刻一刻かわってゆくのに
空じたいはかわらずに、ずっと「空」…のようにみえる。
すごいやっちゃ。
. . . 本文を読む
さいわい梅雨の晴れ間となった6月19日、
ドキュメンタリ映画『祝の島』のロードショーがはじまった。
晩には、公開記念イベント
「黒田征太郎100画撩乱ペインティング」も。
「初監督作品の公開初日」は、人生に一度きり。
これはやっぱり、ともにお祝いさせてもらいたい。
そう思って東中野へ出かけていった。
改札をでたところで馴染みの顔にぐうぜん会い、
一緒に会場へいくと、なんと一番のり。
せっかく . . . 本文を読む
6月15日(火)、東京大学安田講堂でひらかれた
「シンポジウム 60年安保闘争の記録と記憶」へ出かけた。
コーディネーターは
社会学者で東京大学大学院教授の上野千鶴子さん。
主な著書に『近代家族の成立と終焉』(1994年)、
『おひとりさまの老後』(2007年)などがある。
パネリストは、
『60年安保の真実』『昭和陸軍の研究』などの著書がある
ノンフイクション作家の保坂正康さん、
『<日本人 . . . 本文を読む
都内にあるエチオピア料理屋さんで打ちあげ。
エチオピア料理は初めてで、楽しみに出かけた。
行ってみると、知っている人は一人だけ。
え? あの人やあの人は? と思ったけど、まあいいか。
なんだか自分だけ浮いてるような? この女性の少なさはなぜ?
とも思ったけど、この際それも、まあいいか。
ここはアフリカと思えば、日本語がつうじるだけ幸運だ。
待望のエチオピア料理の1品目は
レンズ豆サモサ(三 . . . 本文を読む
気がつくと出かける用事がつづいて
あっという間に1週間がすぎた。
まるで夢を見ていたようだ。
竜宮城から戻ったとき
浦島太郎はこんな気分だったろうか。
書きたいこともたくさんある。
これから、ボチボチ。 . . . 本文を読む
都内のエチオピア料理屋で アフリカ関連プロジェクトの打ち上げがある日。 エチオピア料理との初対面をおもい、 昼すぎくらいから期待でそわそわ、わくわく。 胸の高鳴りは、晩のエチオピア料理への序章。 ならば、この際もう少し盛りあげてみる? ということで、ケニアで買って冷蔵庫に保管していた コーヒー豆を開けてみた。 いかにもアフリカ土産っぽい、袋のイラスト。 一番大きな象の絵があるあたりがケニ . . . 本文を読む
駅までの道すがら
ホタルブクロの花が咲いていた。
野の花はどれも好きだけれど、ホタルブクロは特に好き。
原発の予定地だった石川県珠洲(すず)市で、
原発建設の是非を最大の争点とした'93年の市長選挙が、
「原発で町おこし」を訴えていた現職候補の再選となったものの
最終的に最高裁で無効となりやり直しとなった、'96年の夏。
移動のために山道をはしるたび、わたしは道端の花をさがして摘んだ。 . . . 本文を読む
梅雨の晴れ間、
本郷の木陰を黙々と歩いていた。
それにしても蒸し暑いとおもって空をあおぎみる。
青い空をながめればすこし涼しい気分になれそう。
空の青さだけでなく、
背高くしげる樹木がつくる暗い影も涼感をそえる。
上空にいる気分になって
青空の空気を胸一杯に吸いこんで、
よし、目的地まであと少し。 . . . 本文を読む
長崎から到来した茂木びわをお裾分けしていただいた。
淡いオレンジ色のふっくらした姿が夏をつげる。
茂木びわは、日本のびわを代表する品種。
そのはじまりは江戸時代。
長崎の代官屋敷で奉公していた女性が
中国船からもちこまれた唐枇杷の種子を
茂木町の自宅の庭にまいて広まったという。
枇杷(びわ)といえば、
ドキュメンタリー映画『祝の島』の座談会でいただいた
山口県祝島のびわの葉茶も穏やかな味わ . . . 本文を読む
いま「おひとりさま」シリーズが元気だ。
ベストセラーとなった上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』のあと
中澤まゆみさんが『おひとりさまの「法律」』を、
上野さんはさらに『男おひとりさま道』を刊行。
この6月には中澤さんの『男おひとりさま術』もでた。
目次は以下のとおり。
1章 なにはともあれ、まず自立
2章 自分のからだは自分で守る
3章 どうなる老後のお金
4章 今の家は終の棲 . . . 本文を読む
ともだちが江の島を初来訪。 さいわい気持ちよく晴れあがり好天にめぐまれた。 ただし風がめっぽう強い。 商店が店先にだしている宣伝用の旗は 強風にあおられ判読できないほど。 海辺を散歩でも…といいかけたけど、 屋内へ避難することに方針変え。 にげるようにi-na cafeへ。 弁天橋をのぞむ立地で、なんといっても眺めがいい。 そのうえ、お茶もジュースもアルコールもメニューが豊富 . . . 本文を読む
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