湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

若者ハンストふたたび@霞が関・経済産業省まえ明日9.11~10日間

2011-09-10 16:54:53 | 東京アクション

今年1月、こごえる山口の県庁まえで
10日間のハンストをやった10代と20代の若者たちが
明日から10日間、霞が関の経済産業省まえでハンストをするという。

今回のハンスト概要
 期間:10日間(240時間)
 日時:9月11日17時~9月21日17時
 飲食:水と塩のみを摂取

<座り込み>
 場所:経済産業省 正門周辺
 日時:9月11日は17時頃~20時頃
    9月12日~21日は8時~17時半

こんかいの声明文を、以下にご紹介。

  ** ** ** ** **

         声明文

福島第一原子力発電所の事故で多くの方が故郷を追われ、
また、暮らしそのものを奪われました。
この原発事故が収束するまで、放射能が大気中と大地と海に垂れ流しにされます。

一度事故が起きてしまったら取り返しがつかなく、
誰も責任が取れないことが明確になりました。

それだけではなく、原発は事故が起きなくても大量の温廃水などで自然環境を破壊し、
何万年も管理しなくてはいけない大量の核のゴミを生みだします。

私たち若い世代には、すでに日本の54基の原発が生んでしまった、
半永久に消えることない核のゴミと
福島原発から漏れ続けている放射能を残されてしまいました。

しかし震災後も、新規立地計画されている上関原発建設予定地では、
休みなく原発建設のための環境調査工事を進めています。
泊原発も国民になんの説明もなく営業運転を始めてしまいました。

私たち若い世代は、原発の負の遺産をこれ以上背負いたくありません。
そして最も放射能の影響を受ける子供たち、その子たちに繋がっていく命に、
これ以上の負の遺産を残したくありません。

私たちは命の糧となる自然や、命そのものを大切にすることを
政策に反映してもらうように請願し、ハンガーストライキを10日間行います。

これは、これからこの地球で生きていく私たちの願いです。


   **  **  ** ** 

将来を思うハンガーストライキhttp://hungerstrike.jimdo.com/
には、経産省への請願内容とともに全文が掲載されている。
ぜひ読んでみてください。

このウェブサイトには、
「僕たちがハンストをする理由」をはじめ、ハンストへのメッセージ、なども。
ハンスト開始後はハンスト中継もおこなうようす。

わたしが生まれる前からこの国には原発ができていたうえに
いつのまにか約40基もの原発が列島にひしめく現実をせおわされていて、
呆然とした20歳のころを思いだす。

あれから10基以上も日本の原発はふえた。
原発の使用済み核燃料からプルトニウムをとりだそうと、
トラブルをくりかえしながらも再処理工場の計画はすすめられる。
取りだしたプルトニウムをつかって発電するという高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」は
運転開始後すぐに大事故をおこし10年以上も止まりながらなお、計画が止まらない。

若者たちは、いったいどんな思いでハンストをするのだろう。
中心メンバー「金ちゃん」をよく知っている。
酔狂でハンストをやるような人でも、ヒロイズムに酔うような人でもない。

さらに、これから生まれる子どもたちは
いずれ自分たちに託されることになる列島の将来を知ったとき
どんな思いがするだろうか。


最新の画像もっと見る