湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

エネルギーをめぐる政治と文化的文脈/発見の連続

2010-08-26 23:58:27 | 原発/原子力/核

とある学会の国際大会が今年は東京で開催されるからと
先輩友だちからお声をかけていただき、
せっかくの機会なので思いきって参加してみた。

これまたせっかくだからと、発表にもトライ。
エネルギーをめぐる政治と文化的文脈、というセッションで、
日本の科学政策の実際の帰結の話、という位置づけ。
そのセッションの他の発表者は
ノルウェ―の人と中国の人とガーナの人。

とくに興味ぶかかったのはガーナの人の話。
ガーナでは
フランスの核実験による放射能が自国に降ってくる、
と放射能が問題化していった時代から、
いまでは自国で原子力研究をする時代にかわったということらしい。

ただ、まだよくわからない面もある。たとえば、
ガーナでは放射線の受容のされ方がかわったというが、
その契機が何だったのかはよくわからなかった。
そこで言及されている受容主体が同じなのか違うのかも、ちょっと気になる。
もう少し詳しく話を聞いてみたいところ。

ノルウェ―の人におしえてもらった、かの地の電力事情も
なかなか興味ぶかくて、示唆に富むように思った。
それについても書きたいところだけれど
あいにく今は時間がないので、遠くない後日ということで。

それにしても、人様の論文や発表資料の翻訳は
長年やらせていただいているものの、
自分で発表をするとなると
翻訳だけするのとは別の大変さもあった。

とある先生の研究室でやはり発表予定の方々が準備をする会に
まぜていただき、なんとか当日の発表に漕ぎつけたようなもの(多謝)。
いろいろな意味で、発見の連続だった。

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