湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

6.29株主総会の中電本社前/祝島沖・海ゆく新幹線

2011-07-02 12:50:40 | 祝島沖・上関原発計画

6月29日水曜は
島上空にガスがかかり幻想的な朝だった。



今日は広島市にある中国電力本社で株主総会が開かれる日。
祝島からおおぜいの人が広島へ。



ついてみると、右翼の街宣車らしきバスが3台、
中電本社のあるブロックをぐるぐる走って大渋滞となっていた。

右端にみえるのが街宣車、歩道には詰めかけた報道陣、
左奥は中電本社の正面玄関。
その前にたつ制服姿の男性たちは中電社員や警察など。
左手前、幟(のぼり)を手にしているのが
中電の上関原発計画に抗議にきた祝島の人びとと支援者。
陽が高くなるにつれいっそう極まる暑さのなか、本社前に座りこむ。

例年より長びいたという株主総会がおわったのは14時半ころ。
中電の社長は、
上関町の人びとと周辺地域の人びとに詫びたいと述べたという。
それでも「上関原発はすすめる」というのだから
言動不一致の感は免れない。

帰路、祝島のバスは買い物のためスーパーによってから室津へ。
そこで「いわい」に乗りかえれば、30分ほどで着く。

この日は夕焼けがみごとで、それを眺めていたら
思いがけないものにも遭遇した。それは、



あたらしい新幹線をはこぶ台船。



光(ひかり)市に工場があるので、
こうして台船にのせられた新幹線が
祝島のまえの海をときどき通っていくのだとか。

被災地での瓦礫や船の撤去・移動といい、
こうしたつかい方なら台船も人に嫌がられることもないのに。


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