佐賀県の玄海(げんかい)町へいってきた。
海岸をはしると
石を積んでつくられた棚田が美しい風景を織りなしている。
西の海に陽が落ちる。
この浦は、能登半島の突端にある木ノ浦によく似ているような。
移ろいゆく空の色を眺めていると時間を忘れそう。
それでも、視界を横切る送電線が現実を忘れさせてはくれない。
この送電線の先に、みてきたばかりの発電所がある。
九州電力株式会社の玄海原子力発電所だ。
上の写真で中央奥にみえるゲートが、玄海原発の正面玄関。
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